ワードdeお絵かきコンテスト2015
ご参加教室様(応募総数:35)
パソコン教室 IT・CUBE様 | 4 | パソコンスクールMTC千代原口教室様 | 2 |
いきいきパソコン教室様 | 5 | ゆうゆうパソコン教室様 | 1 |
キャリアスクール・伊那様 | 12 | パソコン寺子屋永和塾様 | 3 |
小さなパソコンの部屋様 | 1 | ハッピーパソコンスクール | 7 |
入賞作品(シンプル部門)
シンプル部門は、ワードの図形のうち、「フリーフォーム」を使わないという部門です。
入賞作品、及び応募作品は次のとおりです。
【金賞】 いきいきパソコン教室 とんぼ様(尾張津島天王祭)
夜の花火をバックにした光の船というのが、初見で印象的でした。
構図(右端の船が切れている、船の大小で景色に奥行きが出ているなど)、各部分の表現(花火、水面の影、水平線上のボカした明かりなど)、色合いなど、多くの点を評価しました。
景色も上手く簡略化しながら、ワードの図形を使って、シンプルに、かつ効果的に表現しています。この祭りの風景を選ばれた、というのも個性があってよかったです。
【銀賞】 キャリアスクール・伊那 ツエ様(軒下の緑のカーテン)
全体の構図、色合いなどのまとまりを大きく評価しました。
この絵で何を見せたいのかというのがよくわかる作品でした。
「緑のカーテン」ということですが、手前の柵によって奥行きが出て、朝顔も鮮やかさが良いアクセントになっています。
それらの点も作品全体として評価が高くなったポイントです。
【銅賞】 パソコン教室IT・CUBE 野口様(ねずみ)
筆で描いたような絵の個性を大きく評価しました。
ワードの図形をうまく重ね合わせて、ねずみの輪郭を描いているのが良いです。
全体的にシンプルな絵ですが、左右のねずみで輪郭が大きく違ったり、耳の色が違っていたりと、変化をつけてあるのも良かったです。
色合いもタワラのみ色が塗ってあり、絵の狙いが分かりやすいです。
シンプル部門 応募全作品
入賞作品(フリー部門)
フリー部門は、ワードの図形で「フリーフォーム」も使っても良いという部門です。
入賞作品、及び応募作品は次のとおりです。
【金賞】 キャリアスクール・伊那 たんぽぽ様(お友達)
絵の持つ楽しい雰囲気、個性的な世界観を大きく評価しました。
構図としては、キリン、人物、植物、鳥など、細かいパーツが多いですが、それらがとてもバランスよく配置されています。
多くの色を使っていますが、見づらい印象はなく、人物の服装や木の葉っぱに「パターン」を使うなど、表現方法も印象的です。
また、絵の各部分にワードの各図形が効果的に使ってあり、その点も評価しました。
【銀賞】 キャリアスクール・伊那 モア様(木の実とひまわり)
花の絵は作品数が多く、どれも素晴らしいのですが、本作品は花の他に「ビンに詰まっている木の実を描いた」という個性を大きく評価しました。
全体のクオリティが高いのも目を惹きました。
ビンの透明感がうまく表現されていて、ビンの中に木の実が収まっているのがよくわかります。
色合いのバランスもとても良いです。
【銅賞】 いきいきパソコン教室 さらちゃん様(ぶどうと子供)
その場の楽しそうな雰囲気が伝わってくる絵だと思いました。
一瞬を切り取った、というような活き活きした印象、それと全体の構図、絵の個性などを評価しました。
色合いも上手くまとまっていて、絵もシンプルですが、必要な部分は描かれていて十分に伝わります。
手前の白い犬も、奥行きを作るのと、ブドウに視線を集めるなどの点で効果的でした。
フリー部門 応募全作品
2015年度ワードdeお絵かきコンテスト(総評)
コンテストへのご応募ありがとうございました。
当コンテストは第2回目となりますが、前回もそうでしたが、皆さんの作品を見たときの第一印象は、この中から賞を選ぶというのはとても難しい、と思いました。
どれも素敵な作品ばかりです。
写真のようにリアルに描かれた絵もあれば、マンガ的な絵もあります。
それらを並べて比較するのは、ある意味無理なのですが、すべての絵を1か月以上かけて、何度も見ながら、最終的に自分なりの理由をつけて、今回も賞を選ばせていただきました。
なお、これらはあくまで「コンテストとして賞を選ぶ場合に考慮した」ものであり、賞に選ばれなかった絵が劣っていたわけではありませんので、誤解のないようにお願いいたします。
賞に選んだ作品のいくつかに「個性があった」と書きましたが、賞に選ばなかった作品にも強い個性があるのも多く、それらを見比べては非常に悩みました。
評価の際にポイントとしたのは、次の点です。
-
何を一番見せたいのかが明確か
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絵の持つ雰囲気
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全体の構図
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その絵(景色)を選んだという個性
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絵の描き方による個性
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クオリティ
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色合い
-
ワードの絵らしさ
などです。
それらを総合的に考慮して、賞を選ばせていただきました。
最後に、皆様、この度はご参加ありがとうございました。
おかげさまで、本イベントも賞の発表を迎えることができました。
これからも引き続き、ワードでのお絵かきを、各教室で楽しんでいただければと思います。
そして、次回のコンテスト開催のときには、ぜひ、またご参加くださいね。
この度は本当にありがとうございました。
審査担当 野田