仮の確定申告書の作成(税額計算)
こんばんは。(#^.^#)
今日は、「税額」の計算についてです。
昨日の手順で課税所得(30)が決まったら、課税所得金額に対する税額を求めます。
あれこれ、シミュレーションしましたが、やはり、今年は投資の「譲渡益」と「配当金」は、分離課税で行こうと思います。
(30)の課税所得金額は1,000円未満切り捨てです。
次に、(31)の税額を求めます。
=E40*税率表!B6-税率表!C6
上の数式を入れていますが、手順はこんな感じでやっています。
- 別シートに「税率表」というシート見出しを入力する。
-
上の税額表を国税庁のサイトからコピーして、「税率表」シートに貼り付ける。
表を丸々コピーしたいので、表より1行上と1行下まで範囲選択する。 - 表以外の不要部分を削除する。
-
[Ctrl]+[H]で置換のボックスを表示し、
検索する文字列に「円」、置換後の文字列を空白にして、「すべて置換」する。
この手順を行わないと、数式として使えない。 - (31)の金額を求めるセル(E11)を選択
- 「=」と入力し、課税所得が入っているセル(E10)をクリック
- 「*」と入力し、「税率表」シートの該当の「税率」の欄をクリック
- 「-」と入力し、同じく税率表シートの「控除額」の欄をクリック
- [Enter]で計算結果が求められます。
本当は、こういう内容もExcelの課題として使っていただけば、
ネット上で得た情報をExcelにコピペして計算できるように加工し、
別シートから参照して、計算式を設定する
というような課題として作っていただくのも良いのでは?と思います。
Excelって自分に関係ないことをあれこれ勉強しても楽しくないと思うのですが、こんな風に、自分の実生活に直結する内容を学習してみると、興味を持っていただけるのでは?と…。
これが、実現しそうになったら、そんな課題を作ってみましょうかねぇ?
もう、お仕事としてテキストや課題づくりをさせていただくのは、年齢&性格的に厳しいですが、趣味としてなら作らせていただけるかもです。(#^.^#)
こんなのをExcelで作ってみれば、ご自分でも確定申告の仕組みが理解できるようになり、良いですね。
預金利息や株式の配当金などから源泉徴収されている20.315%の0.315%って何?
というのも、この税額を求めていく過程で理解していただけそうですね。
本当は、公的年金の雑所得の計算も、国税庁のサイトの表が利用できると良いのですが、こちらは、表がイマイチなので、画像として貼り付けておいて、それを視ながら、自分で作ってしまった方が早いです。
シニアの投資(今年の成績)
今年の投資市場も後1日(30日だけ)ということで、来年度の「成長投資枠」分も確保したので、今年は、もう殆ど異動はないかと思ってまとめてみました。
というか、これも、Excelで作ってあって、12月のデータのセルをドラッグして追加したら、完成する状態になっています。
家人の「よ」さんは、3月からやっと「NISA口座」が使えるようになった(楽天からSBIへの移動に時間が掛かった)ので、出遅れていますが、預金利息とは大違いです。
12月に「日本株」を1銘柄だけ残して、全部手放したので実益は減っていますが、投資信託のお陰で、ようやく含み益率が10%を超えました。
利率10%って考えると、含み益率が10%超って凄いなぁって思いますが、今年は、良過ぎただけで、来年も、この調子で増えて行くなどと甘い考えはないです。(笑)
折れ線が、資産の増加ですが、含み益だけで増えたわけではなく、当然、買い増しした分も含まれています。
私が管理していた分だけで運用していて、家人の預金には一切手を付けていません。
我が家は、お互いにいくら預金残高があるか、どこに預金があるかも知らないんです。(笑)
私「ち」は、投資3年目だったのですが、ショップをやめさせていただいた4月から少し企業研究とかをして買い増しをしたので、初年度や2年度とは大違いの結果になりました。(;^_^A
こちらは、ある程度の預金を残して、余剰資金と思える分を少しずつ注ぎ込みました。
実益も予想以上に大きく(事業所得より大きい)、12月に損出し1銘柄、損切り複数銘柄したお陰で、日本株が多い割には、含み益率も「よ」さんより1%強高い状態で終われました。
1銘柄だけ、「損出し」をして、「成功~~~!」と思っていたら、権利落ちで-2,600円になってしまいましたが、12月決算で配当金が34,400円もいただける予定です。(#^.^#)
1年以上の長期保有でQUOカードもいただけます。
含み益ばかりでお正月が迎えられるように、月曜日には戻ってくれていますように!
私くらいの年齢になると、思いっきり増えていくことより、地味~に増えてくれて、株主優待や配当金をいただけるほうが楽しくて良いですね。
来年こそNISAを始めようと思っておられる方もいらっしゃるようですが、くれぐれも、手数料がバカ高い実店舗は避けて、ネット証券にされることをおススメします。
SBI証券と楽天証券が二大人気証券会社の感じですが、どうしても、楽天の自己資本比率が3.8%とか3.9%というのが怖くて、楽天からSBIへ移動しました。
「自己資本」に対する会計用語が「他人資本」なのですが、「他人資本」とは、言い直せば「負債」で返済をしなければいけない義務があるものを示します。
自己資本比率は安全性の分析に用いますが、個人的には70%以上が望ましいなぁと…。
会社の倒産って収益が多いとか費用が少ないより、要は資金繰りが上手くいくかどうかで、いくら収益が増えていても、不渡り2回出せば、ほぼ倒産ですからね。
黒字倒産とかの言葉も聞きますよね?
一般的には、50%以上が望ましいと言われています。
当然ですが、比率が低いほど倒産の可能性が高くなります。
楽天は倒産はしないでしょうが、いずれ、みずほになって行くのかなぁ?と避けています。
証券会社の移動は面倒なので、最初からじっくり選ばれると良いと思います。
信託報酬(保有している間住掛かる費用)が1%を超えるようなところは、くれぐれも利用されないようにお気を付けください。
ちなみに、SBIも楽天も売買手数料は無料ですが、実店舗は売買手数料も有料です。
ただ、売買手数料より大きいのは、ヤッパリ保有し続ける間中掛かる信託報酬です。
- 三菱UFJ−eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):0.0575%
- 三菱UFJ−eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):0.09372%
こんな風に、0.1%にも満たないですが、1%と言われたら10倍です。
以前、家人が実店舗で、確か4.?%と言われていましたが、約50倍の手数料で、とんでもない話です。
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