教室に通うのが楽しくなるテキストです。
 · 

売掛金や買掛金の計上/備忘記録(PW保護領域へ移動済)

やよいの青色申告22(売掛金・買掛金の計上)

こんばんは。(#^.^#)

決算業務の3つ目、売掛金や買掛金の計上です。

 

現金主義と実現主義

こんばんは。(#^.^#)

決算業務の3つ目、売掛金や買掛金の計上です。

 

事業をおやりの方は、「売掛金」や「買掛金」は、ご承知だと思います。

毎月末に、「売掛金/売上高」や「仕入高/買掛金」の仕訳をされている方は良いのですが、これって、結構、面倒ですよね?

 

P.45の「発生主義」と「現金主義」の用語の解説になりますが、

「売上高」や「仕入高」って、振込された(振込した)とか、現金を受け取った(支払った)ときに計上する方が分かりやすいですよね?

こちらを「現金主義」と言います。(現金じゃなくても預金等でも同じ)

 

これに対して、図にも書いているように、1月中に売り上げたり仕入れた分は、受け取りや支払いが2月以降になっても、1月分の「売上高」や「仕入高」として計上する(最初にご紹介した仕訳を行う)方法を「発生主義」と言います。

 

そして、青色申告をしている小季語事業者については、「現金主義」による所得計算の特例も認められています。(要税務署への手続き)

 

ただ、完全な「現金主義」だと、正しい期間損益計算ができないので、個人的におススメなのは、「期中現金主義、期末発生主義」という方法です。

普段は現金主義で処理しておいて、12月に翌月受取(支払)の分も取り込むという方法です。

 

本来は12月分の売上(または仕入)なんだけど、12月末現在、まだ、代金を授受していない場合に、P.47~48のような仕訳をすることになります。 

難しい話は置いといて~簡単に行こう!

ただ、初版のテキストを作った頃は、メインのチェック担当の先生が凄くキッチリされていて(しかも、当時の正社員講師には全員簿記2級まで指導して取得してもらったものだから、なまじ、簿記が分かるので、よりキッチリチェックされていて)、少し自分の考えと外れている部分もあるんですよね。(;^_^A

 

当時の正社員講師は、当然ですが私みたいに実務はやっておられなかったので、学習上の簿記に合わせようとされるんですね。(現在は、ほぼ全員事業者ですが)

 

そうすると、キッチリ説明し過ぎるために、余計に難しく感じる。みたいな…。(^^ゞ

でも、そういう先生方のお陰で、皆さんに分かりやすいと言っていただけるテキストに仕上がって行った訳なんです。

随分前に「改訂も何もしなくても良いから、多少でも入って来る利益金だけ受け取らない?」と声も掛けてみたのですが、根が超真面目なので、そんなことはできない。と…。💦

 

K先生は、当時はまだ在籍されていなかったので、簿記のご指導はさせていただいておらず、簿記2級は取得されていないんですよね。

そのため、チェックに回しづらいという部分もあって、販売を中止している面もあります。

 

その代わり、結構、自分流にアレンジできるじゃん!(笑)みたいな…。

 

「どのように、アレンジしていただくか?」ですが、先日、振替伝票に登録していただいた「伝票辞書」ですが、要は、決算関連は、すべて1つの振替伝票にまとめちゃうんです。

そうすると、毎年、決算時に、その伝票辞書を引っ張れば、何をしなきゃいけないかもすぐわかるし、バラバラに登録しておくより分かりやすいかと…。

私自身は、そうしています。

 

ということで、少しテキストをアレンジします。

平日なので、テキストを作り変えている時間が取れないので、箇条書きのみにします。

  1. 「やよいの青色申告」を起動します。
  2. 「取引」タブをクリックします。
  3. 画面の下の方に「伝票辞書」のアイコンがあるので、そちらをクリックします。
  4. 「伝票辞書」が表示されるので、画面をスクロールして「売上原価の算定」をクリックします。
  5. 画面下部に登録した仕訳が表示されます。
  6. この伝票辞書の内容を編集するので、「売上原価の算定」をダブルクリックします。
  7. 下の画像のように編集します。
      ・取引名:「決算修正仕訳」に変更
      ・サーチキー:「KE」に変更(決算の「け」のつもり
      ・仕入高/買掛金の仕訳を追加
      ・売掛金/売上高の仕訳を追加
  8. 「OK」をクリックするか、[Enter]で確定します。
    これで、先に作った伝票辞書が編集できました。

※ 伝票画面が狭くて見づらい場合は、ワードやエクエルで図形のサイズを変更するときのように、枠線の境界線をドラッグすれば、任意のサイズに変更できます。

 

※ 初期状態で登録されている伝票辞書がありますが、クリックして内容を確認し、不要だと思われる場合は、画面上部の「削除」をクリックすれば、削除できます。

例えば、小切手を利用されていない事業者様は1つめや2つ目は不要なので、左端をドラッグして選択し、「削除」をクリックすれば、2つまとめて削除できます。

同様に、「減価償却費」の仕訳も、「仕訳書出」ボタン一発でOKなので5つ削除します。

 

という感じで、不要な辞書は削除しておかれた方が煩雑じゃないし、サーチキーで呼び出しやすくなるので、削除しておかれるのがおススメです。

私は、最初に全部まとめて削除して、自分流に伝票辞書を作成しては新たに追加しています。

今日もハッピー♪ - にほんブログ村


今日もハッピー♪
ブログ記事一覧