こんばんは。
試算表の続きで、今日で終了になります。
今日の問題も、仕訳そのものは簡単なので、私ならこう解くという例です。
仕訳をキチンと書かないと、問題が解けないという方は、仕訳をされると良いのですが、そうでもないという方は、解答用紙の「合計試算表」の各勘定科目の横に、「000」を省略した金額をメモして行かれると早いです。
10/2の場合なら、
「仕入」の「借方欄外」に「150」、「現金」の「貸方欄外」に「150」とメモをします。
この要領で、全部、仕訳をせずに、勘定科目の借方や貸方の欄外に数字をメモします。
一番多く登場するのが現金の貸方ですが、私の場合は150+75+250とメモしています。
後は、元々の金額にこの欄外にメモした金額を加算して合計を書きます。
最後は、借方、貸方の縦トータルをして、一致すれば、ほぼ正解と思えますね。(#^.^#)
万一、合計が一致しなかったら、借方と貸方に同じ金額をメモしたか欄外をチェックすると良いですね。
「残高試算表」は、昨日のように、多いほうの合計から少ないほうの合計を引いて、多いほうの欄に残高を記載します。
現金なら、「合計試算表」の借方が1,650,000、貸方が725,000だったので、差額の925,000を借方側に記載すれば良いですね。
昨日同様に、買掛金~売上までが貸方残で、残りは借方残になりますね。
試算表の学習は、ここまでになります。
あくまで、作成の仕方の学習だけで、実際の問題は、仕訳問題が難しく、量も多くなってくると思います。
やよいの青色申告(家事費の按分-伝票辞書)
昨日アップしておいた家事費の按分計算書はご利用いただけましたでしょうか?
全部が全部該当する訳ではないし、足りない分もあると思うので、適宜修正してご利用いただければと思います。
試しに適当な数値を入れてみました。
車を持っていないので、自動車税とか自動車保険の感覚がつかめなくて、とんでもない数字だったら、すみません。
ちなみに、このテンプレートを殆ど丸々使われる方の場合は、「修繕費」のように、今年は、修繕費の支出は「0」だったなぁと思われたら、「支払額」も「事業割合」も「0」を入力しておいてください。
あくまで、エクセルに慣れておられない方用の説明です。
合計欄に「SUM(サム=合計の意味)関数」という合計を求める数式が入れてあるので、途中に空白があると、そこで、エクセルが数字を探しに行くのを止めてしまいます。
ということで、この表を使われるなら、「0」円の項目は「0」「0」と入れてください。
どちらの通帳から支払ったかがわかるように、色分けしてみました。
拾う金額も、どちらか迷わないように色分けしてみました。
色が濃すぎて見づらかったら、塗りつぶしの色を薄くする方法もあるのですが、エクセルに慣れておられない方に説明をしようとすると、画像が欲しくなるので、色を薄くするのではなく、文字を太くすることにしました。(テンプレートそのものでやっていただくと良いかと)
- 色分けされる方は、エクセルの「ホーム」→「フォント」の中に、ペンキ缶の絵があります。マウスを持って行くと「塗りつぶしの色」と表示されるボタンです。
-
予め、塗りつぶしたい場所を、マウスでドラッグして、ペンキ缶の右にある▼をクリックして、お好きな色に塗り潰してください。
下のメモ書きも同じ色にされると、分かりやすいです。 -
文字を太くしたい場合は、ペンキ缶の絵の4つ左にある「B」というボタンをクリックしてください。マウスを持って行くと「太字」と表示されると思います。
BOLD(太字)の頭文字と覚えてください。
ここまで書いたら、回転の速い方は、「ああ、こういう仕訳を追加しておけば良いのか~?」ってお分かりかも知れないですね。
では、伝票辞書に登録してみましょう。
先ず、事業用の通帳から支払った分から処理します。
事業用の通帳から支払った分は、既に期中に「費用」として処理されているのですが、按分計算書で計算した「家事用」の分だけは、費用にすると問題があります。
そこで、費用の科目を取り消す処理を行います。(費用の取消は貸方でしたね?)
ちなみに、「損害保険料」は、練習で「保険料」にしていただきましたので、「HO」と入力して、「保険料」を表示してください。(実際のご自分のデータは損害保険料でOKです)
- 「やよいの青色申告」を起動します。
- 「取引」の画面を表示します。
- 「振替伝票」をクリックします。
- 「伝票辞書」をクリックし、「KE」と入力して、決算修正仕訳を表示します。
- 「雑費」の下の行をクリックします。
-
「借方科目」に「JIGASI」と入力して「事業主貸」を表示します。
- 「借方金額」に「100,」と入力します。(100000でも結構です)
- 「貸方科目」に「租税公課」と入力します。
- 「貸方金額」に「+」で借方と同額を入れます。
- 摘要欄に、例として、「固定資産税90,000 自動車税10,000」と入力します。
- 同様に、残り3つの仕訳を行います。
続いて、家事用の通帳から支払った分です。
この分は、まだ、費用として計上されていないので、「事業用」の分を費用に計上する必要があります。(費用の発生は借方でしたね?)
相手科目は、事業主から借りたことになるので、事業主借(JIGARI)です。
- 「借方科目」に「地代家賃」と入力します。
- 「借方金額」に「50,」と入力します。
- 以下、上と同様の要領で入力します。
伝票の入力面は、こんな感じになったかと思います。
毎年、金額は変わるので、「0」にしておかれても良いし、翌年の参考になるように残しておかれても良いと思います。
後は、これを伝票辞書に登録して、古いほうの伝票辞書を削除してみてください。
これまでの復習ですね。(;^_^A
伝票は保存されてもされなくても結構です。
これ以上、このデータは使用しませんので…。
ちなみに、ご自分のデータで作られる時は、途中で何度も保存しなくても、ここまで一気に仕訳をしちゃえば良いですよ。
これで、来年からは、この伝票辞書を取り込んで金額を修正するだけで、簡単に決算修正仕訳ができちゃいます。
他に必要な項目がある方は、追加しておかれれば良いです。
こんな風に、学習上なら、こんなにまとめては、✕になってしまうのですが、実務では、より楽ができる方法を考えるほうが賢いと思うのです。(笑)
楽天グループが楽天銀行株を追加売却
楽天グループが、楽天銀行株を約700億追加売却したそうです。
ずうっと、楽天モバイルの経営不振が気になっていたんですよね~!
楽天モバイルは、最初「お安くって良いなぁ」って思ったのですが、大手キャリアに対抗して、無理している感が満載でしたもんね。
投資の場合、「SBI商圏」とか「楽天商圏」とかって言い方をされるのですが、どうも、個人的に楽天の経営が気になっていて、私は画面が見づらくても、家族にはSBIを勧めました。
なぜ、「追加売却して資金を作るか?」ってことですが、以前も少し書かせていただいたように、投資家から見れば、「株」も「債券」も投資財産に変わりない「有価証券」なのですが、企業(発行側)から見ると、株は「純資産(資本金や資本準備金)」であり、債券は「負債(社債)」だからです。(「社債」は簿記2級で学習するはず)
「負債」ということは、簿記を学習されてきた方はお分かりのように、いずれ、返済をする義務がある訳です。
携帯事業の設備投資で発行した社債の償還時期(返済する時期)が来年及び再来年に8,000億円規模で到来するとのことです。
もしかすると、楽天商圏のサービスの低下に繋がって行くかもですね。(;^_^A
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