こんばんは。
その他の取引3の続きです。
新しい科目が、また2つ出て来ますが、仕訳そのものは簡単です。
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従業員立替金(資産):
文字どおり、従業員の代わりに立て替えて支払ったお金です。 -
従業員預り金(負債):
文字どおり、従業員から預かったお金です。
会計ソフトのほうで触れた預り金(社会保険料)とか、預り金(源泉所得税)とは異なり、単純に従業員から預かっただけのお金ですね。
会計ソフトのほうで触れた預り金に関しては、明日の範囲になります。
【問13-4】
昨日の問題の総合問題のような感じですね。
指定勘定科目から考えていただけば、特に難しくはないように思います。
【問13-5】
新たに出てきた上の2つの勘定科目を見ていただければ、こちらも仕訳は簡単かと思います。
やよいの青色申告(チェック作業)
総勘定元帳によるチェック
入力を終えたら、できれば、定期的に「総勘定元帳」を使って、チェック業務を行われるのがおススメです。
と言いつつ、自分自身も今頃の時期になると、1年分をまとめて行う状態で、なかなか、ヨイショと思わないとできないのですが…。(;^_^A
税区分もそうですが、自動取込の場合は、主に勘定科目のミスが発生しやすいので、各勘定科目ごとに原始証憑(領収書ファイル等)と突き合わせて確認されると良いかと思います。
「総勘定元帳」は、簿記の基礎部分で学習したように、「仕訳日記帳」と共に、「主要簿」と言われるもので、電子帳簿保存を採用しておられない企業は、印刷して7年間保管しておく義務があります。
「電子帳簿保存法」に則って記帳されている場合は、印刷して保管しておく必要がないので、保管スペースも、不要な印刷代や用紙代もかからなくて良いですよね。
私自身も、電子帳簿保存にしています。
「総勘定元帳」は、次の何れかの方法で表示できます。
- 「やよいの青色申告」を起動します。
- 画面上部のメニューから「帳簿・伝票」をクリックします。
- 「総勘定元帳」をクリックします。
- サイドメニューの「決算・申告」をクリックします。
- 上から2段目にある「総勘定元帳」をクリックします。
どちらから開いても同じです。
後は、勘定科目欄から任意の科目を選択し、順にチェックします。
例えば、「経費」の「雑費」をクリックします。
領収書がある分は、漏れなく入力してあるか、金額にミスはないか?などのチェックです。
私の失敗例は、家人の分ですが、事業用の通帳から個人用の引落しがあった場合、本来なら、勘定科目は、企業側から事業主に貸したということで「事業主貸」にしなければいけないのですが、「事業主借」で処理してしていた月が何ヶ月かありました。
自動取込の場合、最初に間違えてソフトに教えてしまうと、ずうっとその科目で取り込んでしまうので、特にチェックが必要です。
どちらも、仕訳としてはあり得るので、引っかからない訳なんです。
「預金」関連の金額ミスは、預金通帳(ネットバンキングの入出金明細)と照らし合わせられるので、気づきやすいかと思います。
「現金」は、個人企業の場合、どうしても、事業用と家計費関連の入出金を同じお財布から行いがちになるので、極力、現金取引はしないというのが一番かと思います。
預金関係は、ネットバンクを利用すれば、お家にいながらにして全て完了するので楽ですね。
現金を持って出歩くという時代は、徐々に終わりつつあるんじゃないかなぁと…。
うちは、私の事業用も、家人の事業用も、今年度分の現金取引は0でした。
試算表によるチェック
毎月、せめて1回は覗かれると良いのが、「試算表」です。
- サイドメニューの「集計」
- 「残高試算表(年間推移)」
- 「損益計算書」
がおススメです。
これにより、毎月の「純利益」または「純損失」が分かりますし、
仮に、「売上高」なら、毎月どんな推移か分かりますし、
「経費」なら、この月計上漏れじゃない?とか、これ使い過ぎじゃない?とか気づけますし、
「当期合計」(右へスクロールして最後の列)の「控除前所得」を見れば、今期は、どの程度利益が出ているのか損失が出ているのかが分かります。
今頃の時期におススメなのは、利益が予定より多めに出ている方は、パソコンの買い替えなど、費用の金額を増やせば、むやみに税金を支払うことから逃れられるかと思います。
逆に、損失が多い場合は、どの経費を減らせば良いか?など、減らせそうな経費に着目することができます。
うちの場合は、収支トントンで運営して行けたらな?という考えで運営しているのですが、
今年は、経費(地代家賃・通信費・水道光熱費・その他)を思いっきり削減したため、お陰様で、少しは利益が出そうです。
事務所なし、固定電話なし、水道電気なし、車なしって、どういう企業だ?状態!(;^_^A
ということで、会員教室様に少しでも喜んでいただけることに使おう!とか、いろいろ考えられるわけです。(^^)v
そういう時は、楽しいし、幸せに感じますね。
是非、毎月、1度は試算表を覗いてみられてください。
明日は、決算日も近いことですし、決算に関する話題などを書かせていただく予定です。
投資とFP学習
妹が、FPの勉強をしようと思っているって言っていたので、凄いなぁと思いました。
ご主人も、少し「つみたて」を始められるようで、頭柔らかいなぁと感心しています。
義理の弟ですが、私より年長者なので…。(;^_^A
これからは、妹たちと投資の情報交換もできるかなぁ?と思うと、少し楽しくなります。
妹も事業者なので、今更、FP3級の資格を取得しようと思っている訳ではないと思います。
そこで、投資とかに関連して学習するなら、このサイトを利用させていただいたら?
と、薦めたサイトがあります。
スマホのサイトがありますので、「寝る前にベッドで1問ずつチャレンジしてみよう!」とかって習慣にされると良いのでは?と思います。
- 「FP3級ドットコム」で検索します。
- 画面右上の「メニュー」をタップします。
- 「過去問道場(学科)」をタップします。
- 画面を少しスクロールして、出題設定を「分野指定」にします。
- 全項目チェックの「OFF」をタップします。
- 「金融資産運用」だけチェックを入れます。
-
難易度が表情で表示されているので、最初から難しい問題で嫌にならないように、
先ずは、一番左の「簡単」だけチェックが入った状態にします。 - 「出題開始」をタップします。
例として、「外貨預金は、預金保険制度による保護の対象とならない」と出て来ました。
〇か✕かで解答します。
画面をスクロールすると、正解と解説が表示されます。
そこで、どんなものが預金保険制度の対象になるかが分かり、元本1,000万円とその利息ということも表示されます。
そこで、「外貨預金」は、保護されないことが分かったら、初心者は、金利が良くても、うかつに、外貨預金とかに手を出しちゃいけないなぁということが分かると思うのです。
こんな風に、先ずは、「金融資産運用」の学習をレベル1(と勝手に名付けている)から順にレベル5まで学習されると、その後、ご覧になる書籍やYouTube動画の言葉が徐々に理解できるようになると思うのです。
コツは、やはり、レベル1(簡単)から順にやられることだと思います。
それでも、最初は難しく感じて、解説を見て覚えるという感じが多いかも知れませんが、しつこいほど、同じような問題が出て来るので、嫌でも頭に入ると思います。
こういった基礎知識は、すご~く大切だと思うのです。
このサイトの運営者様は、非常に素晴らしい方で、古い問題も現在の内容に書き換えて作成しておられます。
ほ~んと、私なら、有料でも使わせていただきますよと思うのですが、今のところ、3級は無料で運営されているので、ぜひ、利用させていただいては如何でしょうか?
徐々に、PERとかPBRなどの分析の基本的な用語も出て来ると思うので、自分にとって重要と思われる内容はメモさせていただくとか、自分次第で、活用の幅は大きく広がると思います。
それと、画面上部の「ログイン」をタップして、アカウント登録をしておかれると、続きの問題から学習できるので、便利です。
ログイン状態を保持する(1ヶ月間)にチェックを入れておいても良いかと…。
ヤッパリ、1日1問でも継続が重要かと思います。
正直、受験する場合も、このサイトだけで合格できるなぁと感じました。
「金融資産運用」の学習が終わったら、「タックスプランニング」、「相続・事業承継」などの分野も学習されても良いかも…。
「タックスプランニング」は、要は、税金のお話です。
税金にはこんなものがあって、こんな風に計算されていますよ。とか、
所得の種類はこんな感じになっていて、それぞれ控除できるものはこんな感じですよ。とか
「相続・事業承継」は、
法定相続人(法律で決まった相続できる人)は、こんな人ですよ。とか
相続した場合に、基礎控除や一人当たりの控除額はいくらですよ。とか
相続じゃなくて、孫ちゃんとかに生前贈与したいなら、年間いくらまでですよ。とか
生前贈与した場合に、相続税の計算では、こうなりますよ。とか
ちなみに、
「ライフプランニングと資金計画」は、どちらかというと、これからの世代(若い方)向け
「リスク管理」は、早い話が保険のお話
「不動産」は、正直、不動産屋さんにでも勤務するんじゃなきゃ殆ど要らないかなぁ
って、ザクっと言うと、本当にザクっとですが、こんな感じです。(;^_^A
つみたて投資枠の予約(SBI証券)
SBI証券での来年1月以降のつみたて投資枠の予約方法です。
- SBI証券のサイトにログインします。
- 画面上部の青いバーのメニュー内の「投信」をクリックします。
- マイページの「クレカ設定」をクリックします。
既に設定済みなので、どんなボタンが表示されたか分かりませんが、その画面から申し込みできました。
現在、確認すると、1か月あたりの設定金額と1年あたりの設定金額が表示されています。
クレカ積み立ては最大で50,000円です。
つみたて投資枠の上限は100,000円/月なので、それ以上は、「現金」という表現は変かと思いますが、現金等から積み立てます。
住信SBIネット銀行に預けてある「SBIハイブリッド預金」に入れておくと自動です。
SBIハイブリッド預金は、金利が0.01%なので、一般の銀行の0.001%の10倍です。
ただし、使途は一般の普通預金と異なるので、あまり余分に入れておく必要はないかと…。
私の場合は、災害時などに備えての普通預金は、どこにでもありそうなゆうちょ銀行に、
当面の生活資金は、他のネットバンクの定期預金に預けてあります。
実店舗を持つ銀行の定期預金は全て解約して、ネットバンクに預け替えしました。(;^_^A
実店舗を持つ最寄銀行の普通預金は引落しが切り替わったら、解約します。
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