こんばんは。
今日からは、実務的なお話と日商簿記3級のお話で、内容が異なってきますが、せっかくなので、テキストの続き(実務的なお話)も書きながら、簿記3級の問題集も進めて行きますね。
先ずは、問題集P.9~P.11です。
【問題3-6】
試算表を作成する問題で、特に難しい点はないので、大丈夫かと思います。
「残高試算表」なので、借方合計と貸方合計の差額(残高)だけを書けば良いですね。
【問題3-7】
残高試算表から貸借対照表と損益計算書を作成する問題です。
私の作ったテキストと1ヶ所違って、「アレッ?」って思われたかも知れませんね。
貸借対照表は、借方に資産、貸方に負債と純資産を記載するのでした。
差額の「当期純利益」が「繰越利益剰余金」となっていますよね。
今の段階でご説明すると、少し難しくなるのですが、
実は、法人(会社)の場合は、決算時に、次の図のような仕訳がなされます。
収益と費用の差額、つまり、当期純利益分は「繰越利益剰余金」という「純資産」の科目に振り替えられるのです。
勘定科目の学習をしていただいたときに、純資産は、あの段階では「資本金」だけでOK!
と書いていた内容の部分になります。
「純資産」に属する2つ目の勘定科目が登場してきたことになります。
詳しい説明は会社会計のところで書きますが、現段階では、会社は「繰越利益剰余金」で処理するんだ~と思っておいてくだされば大丈夫です。
個人の場合は、更に、説明が複雑になるので、実務処理のときに書きますね。
【問題3-8】
貸借対照表と損益計算書を思い出して、パズルを解くように楽しんでください。(;^_^A
貸借対照表の借方は「資産」、貸方は「負債と純資産」が入りました。
損席計算書の借方は「費用と純損益」、貸方は「収益」が入りました。
期首資本に当期純損益を加減したものが、期末資本になります。
- 資産=負債+純資産(資本)
- 費用+純損益=収益→変形すると、収益=費用+純損益
- 期首資本+純損益=期末資本
ということで、
期首も期末も、問題の表の「資産」と「負債」の間に「=」を入れると分かりやすいです。
「収益」と「費用」の間にも、「=」を入れると分かりやすいです。
(1)
期首はいきなりは分からないので、期末負債、費用を先に求めます。
期首資本に当期の純損益1,000を加算したものが期末資本25,000ということは?
(2)
期首負債、期末資本は、すぐに分かりますね。
期首資本が45,000なのに、期末資本が43,000ってことは、損失ですね。
ということで、頭に△を付けておきます。
(3)
期首資産、収益はすぐに出ますね。
期首資本が17,000で純損益が2,000ってことは、期末資本は?
期末資本が分かれば、期末資産は?
明日から、いよいよ、3級の範囲に入ります。
各勘定科目について、細かく学習して行くことになります。
実務の続き(消費税1)
テキスト第9章は消費税についてです。
一気に進むと難しいので、1日2ページだけにさせていただきます。
今なら、インボイスについて書いたほうが良いのでしょうが、インボイス制度は、簡単に言ってしまうと、上のテキストの免税事業者だった方も簡易課税事業者だった方も、本則課税(原則課税)の事業者と同じイメージでとらえます。
そのため、登録された後としては、本則課税と同じ処理をするだけになります。
基準期間の課税売上高が1,000万円以下の場合(あるいは、開業後2年を経過していないため、基準期間がない場合)などは免税事業者で良いのですが、取引先との関係で、インボイス制度を導入された事業者様も多いかと思います。
お教室様(個人事業者と仮定)の例で、お話を進めます。
2年前の課税売上(授業料とか教材収入等)が1,000万円以下だった。
その場合は、免税事業者ということになります。
1,000万円は超えるけど、5,000万円以下だったら、書類作成が簡単になるように、簡易課税という簡便な方法で処理しても良いですよ。となっています。
簡易課税事業者に該当します。
ただし、簡易課税事業者の適用を受けるためには、税務署への届け出が必要になります。
簡易課税は、仮に1,000円の課税売上があったら、その何パーセントを課税仕入とみなしましょう!っていう感じで、事業区分に応じて、みなし仕入率というものが定められています。
授業料は、サービス業で第5種になります。
教材売上は、小売業で第2種になります。
第1種の卸売業から順に、90%、80%・・・40%となっていますので、第2種は80%、第5種は50%です。
個人的なイメージでも、1,000円で販売されるものは、原価800円程度はかかるだろうという感覚がありますので、小売業のみなし仕入率が80%というのは納得が行きます。
第5種の50%は、なんで?という疑問が湧く方も多いかと思いますが、サービス業の主な経費は、人件費なのです。
人件費は、実は、明後日の範囲で見ていくことになりますが、非課税仕入(消費税がかからない仕入)なんです。
そのため、人件費以外の残りの経費は、売上に対して50%程度だろうとみなされる訳です。
神アプリなのに…。( ;∀;)
Nova Launcherがサブ端末にインストールできなくなりました。(;^_^A
OPPO Remo5A
まあ、メイン端末から丸っとコピーを取れば、恐らく入るのでしょうが、サブ端末は、初めてスマホを手にされた方をイメージして、順にテキストが作ってありますので、勝手に、そんなことをするわけにも…。
それと、その環境に合わせるため、頻繁に初期化もするので、そういう訳にも…。
とにかく、これが入らないと不便で不便で!
如何に恩恵を受けていたかが分かります。
スタッフに貸与してあるスマホは、同じ機種なのにインストールできるという…。
「違いは、なんで?」
って自分なりに考えた結果、端末を安く購入するために、楽天モバイルにMNPした機種で、楽天仕様だからかな?それだな!?
初期化しても、楽天仕様になるんです。
こういう機種は、今後、購入するものじゃないですね。
大いに反省!
反面教師にしてくださいね。
ちなみに、IIJにMNPしても、IIJ仕様にはならないので、安心です。
評価を確認したのですが、Pixel7でAndroid14にアップデートした方が、上手く動かない(反応が悪い)ということを書かれていて、それから、上の赤文字のような表示になったかと思われます。
Pixel8の方も書かれていますね。
ちなみに、サブ端末はAndroid12で、PixelがAndroid14なので、OSが新しいか古いかではないようです。
私は、現在、メイン端末をPixel7から徐々にPixel8に移行している最中で、どちらも14なんですが、問題なく働いてくれています。
なんなんでしょうね~?
どうしても、ダメだと感じたら、499円で有料版があるから、それにしようかと…。
それくらい、これは、私にとっては、無くては困ってしまうアプリになってしまいました。
明日からは、テキストに掲載していないアプリで、移行時に自分がやった(やる)ことなどを1つずつご紹介して行こうかと思いますので、同じ状況になられたら、参考にしてください。
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