こんばんは。(^^)/
土日を挟んだからだと思いますが、10/27にTAC出版に注文した「合格トレーニング」が、今日、発送をしてもらえた模様です。
(平日9:30までの注文は当日発送という連絡メールが来ましたが発送済みかどうかは不明)
早くて、明日の着になりそうなので、今日は、簿記に関する雑感とテキスト第1章です。
おススメ三大資格!? 十大資格!?
スマホの買い替えで、TikTokを引き継がずに新規にアカウントを作ってみたら、最初に資格系の投稿を見たようで、やたら、「取得しておきたい三大資格」とか「十大資格」みたいな投稿が表示されます。
そのどれにも、「日商簿記2級」が入っているんですよ。(;^_^A
最初に表示された三大資格が、「日商簿記2級」と「MOS」と「宅建」とか書かれていて、さすがに、???と思いましたが、他の〇大資格にも登場していました。
自分で様々な資格にチャレンジしてみて、やはり、簿記知識って様々な学習の土台部分として、必要だよなぁと感じたので、十大資格程度には入るかな?と感じています。
ちなみに、取得していると凄い十大資格という意味ではなく、学習しておくと役に立つ十大資格には入るという意味合いでとらえてください。
日商簿記2級の合格率は約20%ですが、努力すれば必ず報われる試験です。
王貞治さんの「努力は必ず報われる。もし、報われない努力があるのならば、それは、まだ努力と呼べない。」って言葉が、まさに当てはまる資格です。
何ヶ月で取得できるか?何時間で合格できるか?って話題も出ますが、ご本人次第です。
ただ、大切なことは、2級以上を目指すなら3級を完璧にしておくことです。
簿記知識と会計ソフト
実際の経理の現場は、どんなに小さな事業所でも、経理担当を採用しようと思われる規模なら会計ソフトを導入されていると思います。
ということで、会計ソフトについても、触れて行きたいと思っています。
会計ソフトは、インストールして使用するインストール型(デスクトップ型ともいわれる))と、オンライン上で処理するクラウド型がありますが、どちらも一長一短ありで、操作方法は大きく異なりませんので、どれか1つ覚えておかれれば十分だと思います。
「弥生」が約45年の歴史があるのに対して、後発の会計ソフトは約10年です。
個人的には、どうしても、その差はあるなぁと感じています。
(30年以上、その時代のメイン会計ソフトの講師をして来ました)
後発ソフトは、簿記が分からなくても使えるということを謳い文句にされていたように思いますが、これから主流になるであろう自動仕訳(預金口座やカード情報などをオンライン上で取り込んで、自動的に仕訳をするシステム)は、実は、簿記が分かっていないと、間違った処理をしてしまう危険性が大だと感じています。
正しい処理を行うためにも、簿記の最低限の知識は、身に付けておかれると良いと思います。
起業される方もどんどん増えていますが、自分自身が事業者ならなおさらですよね。
第1章 簿記の基礎知識
「合格トレーニング」の内容に合わせて、テキスト内容も変更して行こうと考えていますが、まだ、届いていないので、旧版のままです。(;^_^A
ここまでで押さえておきたい簿記用語は、次のとおりです。
事業をやっておられる方なら、既にご存じの内容ばかりじゃないでしょうか?
- 期首
- 期末
- 財政状態
- 貸借対照表
- 経営成績
- 損益計算書
企業は永続するものとみなされています。
そこで、一定期間を区切って、その間の儲けがどれくらいあったか、その儲けを得るためにどのくらいの犠牲を払ったか、また、それにより、財産がどれくらい増えたか(減ったか)などを見ます。
この一定期間を「会計期間」といい、一般的には1年間です。
1年の初日を「期首」と言い、個人事業者は1月1日(法人事業者は自由に設定)です。
1年の末日を「期末」と言い、個人事業者は12月31日です。
「決算日」という言葉をよく聞かれるかと思いますが、期末と同じです。
この一定期間(1会計期間)の儲けや儲けを得るために払った犠牲を集めた表を「損益計算書」といい、一定期間の「経営成績」を見ることができます。
期首や期末における財産や借金や純財産などを集めた表を「貸借対照表」といい、一定時点(期首とか期末)における企業の「財政状態」を見ることができます。
以下の画像は、クリックで拡大するようにしてあります。
コメントをお書きください