今日のテーマ:商簿2級(合併と事業譲渡)/子供に迷惑かけない終活/スゴ積み
19 合併と事業譲渡(P.147~148)
問題19-1
吸収合併の問題です。
合併には、「新設合併」と「吸収合併」があります。
●新設合併:A社とB社が合併して、新会社C社が誕生する
●吸収合併:B社がA社に吸収され、A社になる。
吸収合併は、次の流れで処理します。
- 吸収される側の資産合計(時価)を「諸資産」、負債合計(時価)を「諸負債」で計上
- B社株主にA社の株が発行される(原則は、全額「資本金」に計上、問題に指示あり)
-
差額が借方に生じた場合は、「のれん(無形固定資産)」で処理
「のれん」は、会計上20年以内で、「のれん償却(特別損失)」として費用化 -
差額が貸方に生じた場合は、「負ののれん発生益(特別利益)」で処理
会計上は、発生年に一括計上
ということで、
(1)
借方に「諸資産」4,000,000、貸方に「諸負債」2,000,000と資本金「2,200,000」を記入すると、差額200,000が借方に生じるので、借方に「のれん」200,000と記入します。
正味財産よりネームバリューや人的資源など、何らかの価値があったということですね。
昔、学習されたことがある方は、昔の「営業権」と同じです。(;^_^A
(2)は、発行する株式の内、1/2を資本金に、1/2を資本準備金にするので、その部分が変わるだけですね。
本問は、貸方に差額が生じる問題は出て来ませんでしたが、貸方に差額が生じた場合は、収益の科目である「負ののれん発生益」で処理します。
昔、学習されたことがある方は、「合併差益」と同じです。(;^_^A
問題19-2
「企業買収」の問題です。
合併と同様に、借方に「諸資産」、貸方に「諸負債」と支払った代金の科目を記載します。
差額が借方に出れば「のれん」、貸方に出れば「負ののれん発生益」は同じです。
株式を発行する訳ではないので資本金等が増加する訳ではなく、現金預金等が減る訳です。
問題は、簡単過ぎるので、良いですね。
これで、合併と事業譲渡は、終了になります。
次からは、2級商簿で必ず出題されると言っても良いような「連結」に入ります。
恐縮ですが、9/1~9/3不在になることと、その前日は早く眠りにつきたいので、8/31~9/3までブログをお休みさせていただきます。
キリが良いので、帰って来てから、「連結」に入らせていただきます。
ブログと同時進行で学習をされている方は、工業簿記とか、これまでの商業簿記の苦手分野などの見直し時間に充ててくださいね。
子どもに迷惑をかけない終活
お盆前に、こんな情報が流れて来ました。
「子どもに迷惑かけない終活」75歳以上の9割超ができていない!お盆に話すべき10のこと
まだ、75歳にはならないのですが、正直、年齢に関係なく、誰でも、いつ、突然訪れるかわからないので、話し合っておくべき(あるいは、書き残しておくべき)ことなんじゃないかなぁ?と思っています。
あいにく、私は、多分、コロナ(判定は出ていないので不明)で、体調不良で寝込んでいたので、お盆は遊びに来てもらいませんでしたので、お話も、もちろんできていないです。
10項目は、リンク先の4ページ目に表示されています。
「う~ん」と考えさせられる内容ばかりですが、本気で取り組んでおく必要がありそうです。
やっと、今年になって、親が亡くなってからの件で、重い腰を上げようかと考えているところですが、もう、正直、分からないことだらけで、何も情報がないと、本当に、残された者が苦労することになります。
まあ、涼しくなったら、妹に付き合ってもらって、ボチボチと取り組んでみようと思っているところです。
高島屋のスゴ積み
またまた、画像がなかったので、もう1件追加しておきます。
画像は、高島屋ネオバンク=住信ネット銀行タカシマヤ支店の口座です。
通称、「スゴ積み」で、12回積み立てると13回分になって戻って来るというものです。
積立額は5,000円から10万円まで選べます。
現金では戻せないので、高島屋内でお買い物をする必要はありますが…。
でも、低金利の時代に1年分の積立で1ヶ月分の利息相当分が付くというのは魅力です。
サイトに表示されている15%は???と思いますが…。
「年金終価係数」を使うんじゃないかと思ったのですが、15%にもなるかな?
「そろそろ、満期になるんじゃない?」って見てみたら、普通預金口座残高が60,000円ってなっていて、「ウン!?」と思ったのですが、明細を確認したら、どうも、初回に500円の手数料が必要だったようで、口座開設時に30,000×12回分+500=360,500円が預け入れてあったようです。
その後、初回は30,500円、2回目以降は毎月30,000円ずつ自動引き落としされて、積み立てられているという状態でした。
後2回引き落とされると終了のようです。
すっかり忘れていても、自動で引き落として自動で積み立ててくれているので、安心です。
360,000円が、1年で390,000円になります。
高島屋でお買い物をされる方には、凄~くお得なシステムじゃないでしょうか?
自分は、もう、高島屋で大名の買い物をする余裕はない(PiereCardin無くなっちゃったし)ので、何か、贈答品などに利用しようと考えています。
今頃気づいたのですが、他行振込手数料が5回も無料って…。
シクった。(たこ焼きをポロっと落とすイラスト(笑))
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