教室に通うのが楽しくなるテキストです。

商業簿記2級(57)17 収益の認識基準

今日のテーマ:商簿2級(収益の認識基準)/テキストに関する話題

17 収益の認識基準(P.132~135)

問題17-3

17-2の問題とよく似ていますよね?

で、「ウン!?」と思って、よく読み直すと、違いは、対価の支払いは、両方の商品を移転することが条件となっているという点ですね。

つまり、片方だけ引き渡した段階では、相手から見た対価の支払い義務は生じない、自分から見たら売上債権は発生しないということですね。

これ、本試験で2つまとめて出題されたのでしょうか?

きっと、受験生の方、悩まれたでしょうね。(;^_^A

 

5/1や5/31は良いとして、

5/10の商品Xを引き渡しだけの段階では、「売掛金」が計上できないということですね。

そのため、借方は、「契約資産」という科目で処理するしかないですね。(;^_^A

それぞれ引き渡したときに、履行義務は充足されるとあるので、「売上」は計上しても良いということですね。

 

5/20で商品Yも引き渡したので、この段階で、「売掛金」を計上することになりますね。

借方「売掛金」で、貸方は、5/10に使用した「契約資産」を取り消しておくということです。

 

問題17-4

売上が1,000個に達したら、1個当たり50円割り戻すということで、売上時に割り戻す分を計上するんですね。

 

問1)

50円×1,200個=60,000円を割り戻す(返金する)必要があるとして、販売時に、「返金負債」という科目で処理しておくんですね。

決算時は、その分売掛金が減ることになるので、「返金負債」と「売掛金」をを相殺します。

 

問2)

1,000個に達すると予想されたので、実際の900個に対して「返金負債」を45,000円計上しておきますが、1,000個に達していないので、売上割戻(返金)をする必要はなく、「返金負債」を取り消して、その分、「売上」を増加させておけば良いですね。

 

問3)

1回目は700個販売ということで、普通に仕訳をすれば良いですね。

2回目で1,000個に到達したので、1,000個分の「返金負債」を計上します。

決算時は、問1と同様ですね。

 

自己啓発予定は、土曜日の分まで終了ということで、明日と明後日はお休みする予定です。

予定を変更して行うかも知れませんが…。

テキストに関する話題

ただいま、ワード上級(2)のテキストと課題のチェック中です。

これが終わると、取り敢えず、ワードもエクセルもWin11版の初級から上級まで完了ということになります。

 

現在、ワードの実務お役立ち編は、FAX送付状などエクセルファイルのリンク貼り付けでも、内容が時代に合わなくなっているので、販売を中止していましたが、内容を変更して、制作することにしました。生徒様のご要望などを盛り込む予定です。

 

エクセルの実務お役立ち編は、読み返せば読み返すほど分かりづらいと感じるので、ほぼ1から作り直すつもりで作ってみたいと思っています。

 

それと、別件ですが、自己啓発表に書いているような「終活(というと響きが悪い?)」ブック(ネーミングは後日相談します)のテキストを作って欲しいというご要望をいただいたので、簡単なエクセルの復習的な意味合いのテキストにしてみたいと思っています。

 

ホーム画面(メニュー画面)から各シートにジャンプしたり、各シートからホーム画面に戻ってきたりという操作は、今までのテキストにはなかったかと思うので、その辺りが新しい内容になるのと、要は、何を書き残しておけば良いかということが分からないという方のために、ご参考になればという感じです。

一応、終活アドバイザーだったかな?の資格(誰でも取れるけど)は、取得しました。

 

エクセルとは直接関係ないですが、タンス預金の話題(孫一人ずつに110万までなら良い?)とか、相続時精算課税制度(亡くなる前に贈与しておけば良い?)の話題などが盛んに流れて来ますので、預金の記録をする際に、雑学として盛り込んでみても良いかなと考えています。

 

他に、弥生会計にエクセルデータを取り込むCSVファイルについても質問をいただいたので、こちらは、近いうちに、ブログからCSVファイルをダウンロードしていただけるようにする予定です。

そもそも、生徒さんは、「CSVって何?」状態ですもんね。

項目に指示があって、単にCSVにしても取り込めないんです。(;^_^A

 

スマート取引取込など動画にする予定でしたが、CSVファイルのことなども含めて、テキスト化したほうが喜んでいただけるのかもですね。(;^_^A

動画のほうが分かりやすいのか、紙ベースのテキストのほうが分かりやすいのかは、やはり、生徒様の年齢によるかなぁと痛感しています。

動画は、一般的に若い方向けですね。まあ、文章多めの本も嫌ですけどね。(;^_^A

今日もハッピー♪
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