今日のテーマ:商業簿記2級-火災損失・国庫補助金受贈益・固定資産圧縮損等/終活
ゴーヤのグリーンカーテン
初収穫してチャンプルーに
07 有形固定資産2(P.58~59)
問題7-7
火災による建物の焼失に関する問題ですね。
帳簿価額3,900,000の建物が燃えて、保険金の請求をしていたとありますので、過去に次の仕訳をしていることになります。
減価償却累計額 ××× / 建物 ×××
未 決 算 3,900,000
そこで、本日は、この「未決算」を取り消して、「未収入金」に振り替える処理をします。
簿価より保険金のほうが少ない場合は「火災損失」とか「災害損失」を使います。
何れも、特別損失です。
逆に、簿価より保険金のほうが多い場合は、「保険差益」を用います。
こちらは、昔学習された方は、資本(現純資産)の部の剰余金の部に記載するのでは?と思われる方があるかも知れませんが、現在は、特別利益として、P/Lに記載します。
問題7-8
国から補助金を受けて、固定資産を購入し、圧縮記帳をする処理になりますね。
(1)
国からの補助金は「国庫補助金受贈益」という科目を使用します。
特別利益に該当します。
(2)
補助金により固定資産を取得した場合は、直接該当の資産を減額します。
使用勘定科目は、「固定資産圧縮損」で特別損失に該当します。
機械装置圧縮損とか建物圧縮損など具体的な固定資産名が頭に付く指定勘定科目になっている場合もありますが、同じです。
(3)
減価償却費は、当然、圧縮損の分だけ、直接、固定資産の価格を下げています(2級は直接法のみです)ので、取得原価で計算するより少なくなりますね。
結果的に、課税の繰延をしていることと同じになる訳です。
補助を受けた年に一気に収益に計上しちゃうと、税額が上がっちゃいますからね。
同額を圧縮損で計上して良いけど、その分、減価償却費の計上額が少なくなるって感じです。
勘定記入(総勘定元帳への転記)は、特に問題ないかと思いますが、この問題集は「前期繰越」の行を省略してあることが多いので、普段から忘れないように、「前期繰越」もメモ書きで良いので、記載する習慣にされると良いかなと思います。
ちなみに、会計ソフトでは、決算や確定申告が終了すると、次年度への繰越(次期繰越)処理を行いますが、そうすると、次年度(翌期)に自動的に前期繰越記入がなされます。
年齢に関係なく、終活の重要性を感じる
Piere Cardinの店員さんお二人から手書きのお手紙が届きました。
何となく、開封前に予想はしていたけど…。
ブランド名にもなっているPiere Cardinさんが98歳で他界されて少し経ちますが、残念ながら、高島屋店内に入っていたショップが7/31で閉鎖されるとのことです。
PiereCardinのサイトを覗いてみたら、こんなことが書かれていました。(6/16付)
株式会社髙島屋と当社との間の、婦人服プレタポルテに関するデザイン・ライセンス契約は、2023年7月31日をもって終了します。
まだ、サイト内のショップは更新されていないようなので、今後は、どうなるのかな?
車の運転が苦手というのもありますが、元々、近隣のショップでお買い物をするという習慣は殆どなくて、Piere Cardinに行く度に、「大名の買い物~」とかって言って、金額とかを気にせずにまとめて10枚くらいずつ購入していたのですが…。
まあ、ここ1年近く、ほとんど何も買っていないので、なんとなく、それにも慣れて来たところではあったのですが…。
事業をおやりの方も、そうでない方も、万一、自分が突然いなくなったら?ということを想定して、「終活」をしておく重要性を感じます。
ネット関連のIDやPW、預金や保険関連その他の情報を何らかの形で残しておいて、残された人に分かるようにしておく必要がありますよね。
財産がたくさんおありの方は、遺産相続でもめないように、そういうこともキチンとしておかれる必要がありますよね?
私の先輩も、20代のときにガンで突然他界されました。
年齢関係なく、いつ、事故等で突然この世を去ることになるかも知れないですもんね。
だからこそ、毎日を悔いのないように過ごさないと、ですね。
私も、IDやPWなど、肝心の締めがしてないので、「終活」真面目に取り組もう!!
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