複合問題編(P.156~159)
第7問(目標時間20分)
例によって、図を描いて考えてみます。
問1の段階では、変動費・固定費の区分がないので、「固定予算」によります。
【問1】
「製造間接費」勘定の借方
実際発生額:1,530,000
予算差異:1,620,000-1,530,000=90,000
※ +で貸方差異なので、製造間接費勘定の借方に入る(製造間接費/予算差異)
「製造間接費」勘定の貸方
予定配賦額:5,400×280=1,512,000
操業度差異:5,400×(280-300)=-108,000
※ -で借方差異なので、製造間接費勘定の貸方に入る(操業度差異/製造間接費)
問2及び問3は、固定費と変動費に分解してみるとあるので、「公式法変動予算」です。
先ず、高低点法により、変動費と固定費に分解します。
- 最高値:330H 1,674,000
- 最低値:270H 1,566,000
(1,674,000-1,566,000)÷(330-270)=1,800円→変動比率を表す
1,566,000-(1,800×270)=1,080,000→固定費を表す
1,674,000-(1,800×330)=でも同じです。
これを基に、図を描きます。
【問2】
変動比率:1,800(図より上の解説参照)
月間固定費:1,080,000(図より上の解説参照)
【問3】
予算差異:54,000(貸方)
操業度差異:72,000(借方)
※ 問題は、不要なものを二重線で消すこととなっているので、指示に従ってください。
第8問(目標時間20分)
直接原価計算と全部原価計算による損益計算書の作成です。
分かっている数値から順に埋めて行きます。
丁寧な解説があるので、解説は省略しますが、以前書いた固定費調整を思い出してください。
直接原価計算の営業利益
+期末の仕掛品や製品に含まれる固定費
-期首の仕掛品や製品に含まれる固定費
=全部原価計算の営業利益
念のために、そうなっているか確認してみると良いですね。
直接原価計算の営業利益1,600,000
+期末製品に含まれる固定費84,000
-期首製品に含まれる固定費0
=全部原価計算の営業利益1,684,000
となり、安心できます。(#^.^#)
昨夜流れて来たニュースで感動した
サブアドレスで登録しているQuoraです。
よろしかったら、以下の記事をご覧になってみてください。
記事には直接リンクが張れないようで、Quoraのトップページにジャンプします。
上のタイトルをコピペして、画像のように、リンク先で貼り付けて検索してみてください。
赤枠で囲った「回答数:7件」と書かれた記事(というか質問&回答)がそうです。
Peter Y Choさんとおっしゃるお医者様が回答され、北原さんという方が翻訳されています。
できれば、赤枠の「50」と書かれた吹き出しをクリックして、5番目に表示されるMatsuda Tさんという方のコメントも…。
コメントをお書きください