教室に通うのが楽しくなるテキストです。

株式や社債の発行側と購入側の立場は混乱するよね?(;^_^A

こんばんは。(^^♪

今日は、弊社の休日ですが、高校生の子たちが来て、簿記の学習塾もどきをしていました。

 

来週から試験週間のようですが、学校では2年生で全商1級の範囲を習っているようで、検定試験は日商2級を受験しなきゃいけないし、かなり食い違いがあるので、何かと大変です。

 

内容が被る部分は良いのですが、今日、質問されたのは、殆ど被らない部分で…。(;^_^A

 

例えば、皆さんも、株券や社債券や国債券を目にされたことがあるかも知れませんが、株式って、発行する側は「資本金」などの「純資産の増加」として処理をするし、購入側は「有価証券」として、資産の増加として処理するんですよね。

 

企業としては、株式を発行すれば、資本が増加するのですが、購入する側としては、その発行された株式を購入すれば、それが、売買目的にしろ、長期保有目的にしろ、「有価証券=価値のある紙切れ」ですもんね。

 

まあ、ここは、日商2級でも全商1級でも同じなので良いのですが…。

 

 

社債や国債は、発行する側は、買ってくれる人に対して借金をすることと同じになり、「負債の増加」として処理するんですよね。

これが、日商では1級の範囲に移動した部分で…。(;^_^A

 

購入する側は、株式同様に「有価証券」として処理する訳ですよ。

まあ、「満期保有目的債券」などという感じで勘定科目は変わりますが、結局は、有価証券なんですよ。

 

有価証券絡みの勘定科目だけでも、「売買目的有価証券」「満期保有目的債券」「その他有価証券」「子会社株式」「関連会社株式」などと複数に渡り、更には、貸借対照表に記載する段になると、それが、「有価証券」「投資有価証券」「関係会社株式」などのように変わり、恐らく、子供たちは、それだけでも覚えるのが精一杯かと…。(;^_^A

 

 

 

高校2年生の子たちに、発行する側と購入する側の立場をイメージさせようとしても、なかなか、理解しがたいのでしょうね。

 

 

国が国民にいっぱい借金してるって言っても、意味わからないでしょう。(;^_^A

国は、どんどん、お金を印刷すれば、それが国の財産になる訳じゃないしね。

結局、財源(税金など)が足りなければ、お金にゆとりのある人から借りるしかない。

 

 

合併も今の時代を反映しているし、世の中の仕組みが分かるようになれば、それなりに、簿記は面白いんですけどね。

今の時代は「のれん」どころか、「負ののれん発生益」が多いんじゃないんでしょうか?

試験問題は、ほとんど「のれん」ですが…。

 

これも、昔は「合併差益」という勘定科目でしたが、指導する側も、絶えず、最新情報を入手していないと、次々変わっていくんですよね。(;^_^A

 

 

「無形固定資産って何ですか?」

車や備品は形があるでしょう?だから、有形固定資産っていうんだけど、それに対して、形のない資産、具体的には、一番頻繁に出てくるのが「のれん」で、他には「特許権」とか「商標権」とか〇〇権って付くものが多いよ。権利は目に見えないからね。

 

昔は、「のれん」も「営業権」って言ったから、そのまんまにしてくれれば、子供たちも覚えやすいのに…。(;^_^A

まあ、変なことを記憶に残すといけないので、こんな話はしませんでしたが…。

 

休日なので、変なお話で流してすみません。

子どもたちも、大変だ~~~!

 

 

最後になってしまいましたが、今日、古いテキストを整理していましたら、「弥生会計」や「やよいの青色申告」の古い版が出て来ました。

同ソフトは、発売当初から殆ど変わっていないので、何年前のテキストでも対応可能です。

送料だけは実費(165円か280円)をご負担いただきたいですが、テキストは無料でお譲りしますので、ご希望の方がありましたら、ご連絡ください。

 

 

 

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