皆様、こんにちは。(^▽^)/
「はがき作家でらくらく宛名作成」の改訂版が完成しました。
かねてからご案内をさせていただいておりますように、ソフトは、全く変更がございません。
本日よりご注文いただく分が、最新版になりますので、よろしくお願いいたします。
【本年度より会員になっていただきましたお教室様へ】
「はがき作家」は、有料版と無料版がありまして、無料版でも有料の年賀状ソフト並みに非常に使いやすいのが特長です。
無料版は、本テキストのように宛名面を制作していくことになります。
年賀状のみならず、表紙画像にも載せさせていただいておりますように、暑中見舞状などにもご利用いただけます。
ソフトのダウンロードやインストール手順から含めて、まったくの初心者の方でも分かりやすく書かせていただいておりますので、よろしかったら、ご利用になられてみてください。
余談ですが、テキスト制作は非常に苦労されますよ
以下、余談です。
先日、教室運営だけでは利益が出ないので、テキストを作ってみようかな?
というご相談とも独り言とも取れるようなメールを頂戴しました。
完成すると、充実感を感じられそうだということでしたが、テキストは、完成したらそれで終わりではなく、それは、あくまでスタート地点に立っただけなのです。
制作したテキストは、永遠に、更新(改訂)し続けて行く必要があります。
でも、制作時に、それだけの決意をして、制作を始められる方がどれだけあるか?です。
過去の例を拝見していますと、作るには作ったが、その後、改訂をする時間が取れずに、改訂されないままで、中断されている方も多いのです。
そのテキストを採用されたお教室様側の立場に立って考えてみれば、「さあ!このテキストを教室に導入して、生徒さんに楽しんでいただこう!」と思ったら、その後、改訂されずに、画面とテキストが全然違って生徒さんはサッパリ分からない、という状況に。
その後、販売も中止されてしまうのでは、どれだけ迷惑を被られるか?(;^_^A
更には、他社様のテキストを拝見しておりますと、完成したら売れるか?というと、これも、なかなか難しいもののようで、他社テキスト(7社様合計)の売上は、弊社全体の売上の5%にも満たない状況なのです。
弊社の場合は、スタート時点が、それまでお付き合いのあったお教室様が大半で、その後も、殆どのお教室様がご紹介で増えて行った形ですので、お陰様で、多くの方にご利用をいただいておりますが、そういった経緯がないと、制作したらそれで売れるか?というと、なかなか、厳しいものがあるようです。
正直、制作に掛けられた労力に見合う売上が上げられるテキストは非常に少ないのです。
弊社としても、できれば、そのエネルギーを他に有効活用されたほうが絶対に良いなぁと思えるので、今後は、受託をお断りさせていただいたほうが良いのかなぁ?などと考えているところです。
弊社は、25年前、「簿記&ワープロの教室」として開業した時から、ワープロの機種ごとにすべてテキストを手作りしていました。
教室へお越しになる方は、ワープロに付属のマニュアルでは分からないからお越しになるのですから、もっと、もっと、詳しく丁寧に書く必要があったわけです。
ワープロ専用機と言っても、かなりの種類がありましたので、習いたいとおっしゃって機種をお聞きする度に、一時的に器械とマニュアルをお預かりして、自分で操作してみては、せっせと作っていました。
ご近所の方のご依頼で始めた教室で、その後も募集もせず、口コミだけで徐々に増えて行った状態でしたので、そんなこともできていたわけです。(;^_^A
その方にもお伝えさせていただいたのですが、完成は、赤ちゃんが生まれたようなもの。
その後は、子育てになるのですが、人間の子育てのように、例えば成人になったら手が離れるとか、そういうことはありません。
販売し続ける以上、永遠に育て続けなければならないのです。
更には、一人で作るだけでは、独りよがりのテキストになってしまいます。
例として、このテキストのように、ソフトには何の変更もなく、非常に簡単なテキストでも、これだけの修正履歴を作成して、複数人でチェックしています。
本当は4ページ分の履歴があるのですが、スペースの都合で4ページ目はカットしています。
現在、チェックしてもらっている最中のFacebookに至っては、修正履歴が13ページにも及びます。(;^_^A
新刊の場合は、更に、この2倍とかの膨大な量になり、キャッチボールをするように、何度も何度も、お互いに気になった箇所を書き込んで、更にチェックして、納得行くまで修正するという手順を繰り返しています。
非常に苦労をして、苦労に見合う利益は得られません。
好きだからやっていられる、そんなお仕事なのです。
老婆心ながら、安易に手を出されないほうが良いお仕事で、自分の娘なら絶対に猛反対をするお仕事です。(;^_^A
私も、正直、たま~に投げ出したくなります。
でも、そんな無責任なことはできないし、どうも、マグロのようで、お仕事をさせていただけることに感謝をしなきゃと思って頑張っているところなのです。(^▽^)/
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