簿記3級(決算整理後残高試算表)
【問題24-2】
昨日同様に、決算整理後残高試算表の問題です。
ちょうど個人事業者は決算期なので、何か参考になる修正項目があると良いなと思いつつ、どうかな?
(1)
「仮受金」で処理しておいたものが「売掛金」の回収と判明したので、
「仮受金」(負債)から「売掛金」に振り替えます。
この場合、必ず、「貸倒引当金」の設定に絡んで来るので、
同時に、修正後T/Bの「売掛金」の金額に記入されると良いと思います。
(2)
昨日同様に「現金」の帳簿残高と実際有高に差異があったという問題ですが、実際残高に合わせるということと、決算時なので、「現金過不足」勘定は用いずに、ダイレクトに「雑損」に計上するということがポイントです。
こういう決算時特有の科目は欄外にメモをしなくても、いきなり修正後T/Bに書き込んでしまえば良いと思います。
(3)
B銀行の当座預金残高が貸方残高(つまり、マイナス)になっているということで、「当座預金B銀行」を増やして差引0にすると同時に、「当座借越」(負債)に計上します。
(4)
受取手形と売掛金の期末残高に対して、貸倒引当金を設定するということで、計算を始める前に、修正後T/Bの「受取手形」欄にも数字を移記しておくと、分かりやすいかと思います。
差額補充法なので(143,500+231,500)×4%-6,000=9,000円ですね。
(5)
売上原価は「仕入」勘定で、なので、もう補足は不要かと思います。
(6)
旧備品と新備品に分けて考えます。(何れも定額法、残存価額0 間接法)
- 旧備品:200,000÷8=25,000
- 新備品:100,000÷5×3/12=5,000
金額は、合計の30,000円で行えば良いですね。
(7)
切手と収入印紙の未使用分を「貯蔵品」(資産)に振り替えておくという問題ですね。
(実務なら重要性の原則適用で省略するところです。(;^_^A)
貸方は、「通信費」5,000と「租税公課」10,000(何れも、費用の取消)に分けますが、
借方は、最近の試験の特性上「貯蔵品」15,000と1つにしておかないとまずいかと…。
(8)
保険料の前払いですね。毎年同額がミソですね。
修正前T/Bの165,000円は、以下の15ヶ月分を示すので、1ヶ月分は11,000円です。
- 期首再振替仕訳:3ヶ月分(4~6月分)
- 当期支払時仕訳:12ヶ月分
「前払保険料」(資産)の計上は、3ヶ月分の33,000円になります。
(9)
借入金利息の未払分の計上です。
「未払利息」(負債)の計上は、250,000×4%×3/12(1~3月分)=2,500円です。
この際、少し常識の頭を働かせて、
12月末の支払日には半年分(7/1~12/31)払っているはずだから、250,000×4%の半年分5,000円は、支払利息に計上されていないと変だな?と考える習慣にしてください。
そういう部分に頭を回す習慣にしておくと、上級に進まれてから、楽になりますよ。(#^.^#)
やよいの青色申告(来年用の伝票辞書作成)
家人(不動産所得)の分は、とても簡単なので、ほぼ終了なんですが、後1ヶ所、ゴルフ場にお貸ししている分のデータが届かないと、決算書が作成できないので、その間にやれることをやっておきます。ここ、大きい企業だからか、いつも遅いんですよねぇ。(;^_^A
振替伝票は、入力時に辞書登録をしていただくことが多いのですが、もちろん、新規に作成することもできます。家人の分は、金融機関を地元の銀行からネットバンクに移行するということで、その準備をしておきます。
本当は、既に登録してあるものを修正するだけでOKなのですが、手順を書き出すために、新規に作成してみました。
1度作った伝票辞書は、翌年以降にも引き継いでくれるし、修正も簡単で楽ですよ。
お正月などのお時間のある時に、「預金」や「カード」など自動取込するもの以外は、作っておかれると便利です。
減価償却は、毎年、ソフトに任せれば良いので、伝票辞書は不要です。
以下、新規に作成する場合の手順です。
- 「やよいの青色申告」を起動します。
- 「取引」画面を表示します。
- 画面下部の「伝票辞書」をクリックします。
- 画面上部の「新規作成」をクリックします。
- 「取引名」に任意の名称を入力します。(例:固定資産税)
- 「サーチキー英字」に入力に使用する最初の何文字かを入力します。(例:KO)
-
「借方科目」欄に該当の科目を入力します。(例:租税公課)
- 「金額」欄に分かっている金額を入力します。(入力時に変更も可能)
-
「貸方科目」欄に該当の科目を入力します。(例:事業主借)
※ 来年は、私のカードからの支払いにする予定なので - 「貸方金額」欄は、通常どおり「+」で借方と同じ額が入力できます。
-
同様に、2行目以降も入力します。
※ うちの場合は、1行目に建物、2行目に土地、3行目に「家事費按分」分にしました。
※ 「家事費按分」分は、「事業主貸/租税公課」などで妥当な比率の額にします。 - 最後に「OK」をクリックします。
使用するときは、以前書いた方法でご利用ください。
いまどき、hotmail(だけで怪しい)
こんなメールが届きました。
差出人のアドレスを見ただけで怪しさ満載で、普通は開きもしないのですが、ちゃんとGメールが迷惑メールに振り分けてくれて、なおかつ、上の画像のような警告を与えてくれました。
変なメールを開いてしまわないか心配という方は、Gメールの利用がおススメです。
振分機能が優秀なので、安心して利用できますよ。(#^.^#)
両学長のYouTube(家計管理)
両学長が、YouTubeで家計管理のご指導をされているのですが、ときどき拝見させていただくお陰で、いろんなことを整理できるようになりました。
感謝です。
いっぱいあり過ぎて1つ1つご紹介できないのですが、YouTubeを開いて「両学長」で検索されるとヒットしますよ。
さすがに、数が多過ぎて、私も1割も視ていないと思いますが…。(;^_^A
- 保険は不要
保険会社は利益約60%をボッタくりということで、ヒョエ~!って感じです。
山崎元さんのガンになってもガン保険は必要なかったとの言葉でも力をいただきました。
学資保険以外の全ての保険を解約しました。
今更ながら、無駄な保険料を支払っていたなぁと…。
説明される内容に非常に納得!
学資保険は、後少しで終わるので、6人の中で一部の子だけ解約というのも、不公平なので、全員分が、終わるまで続けることにしました。(あと何人だ?)
- Windows10以降はウイルス対策ソフトは不要
要らないと言われても、多少の不安はあったのですが、一番マシと言われていたESETも、結構、最近は鬱陶しい状況になっていたので、思い切って削除しました。
- 金融機関やカードを1つに
これは、元々やりたかった内容だったので、整理中です。
カードの最終引落しが終了したら、カードも金融機関口座も解約しようと思います。
複数のカードを1枚に集めると、確かに、どれだけ使ったが把握しやすくて良いですね。
今月は、大物家電を購入したりで、少しずつ何度も限度額を上げていたので、何日か前に、とうとう、規制が掛かりました。
何回も一時的な増額を繰り返しているので、これ以上はダメですよ。
もし、アップしたいなら、継続的なほうを選びなさい。
みたいな警告が表示されたので、これ以上の増額は諦めました。(;^_^A
これも、良い仕組みになっていますねぇ。
一時的な増額はすぐに認可されるのですが、継続的な増額は1週間程度かかるそうです。
あまり、継続的に限度額は大きくしておきたくないので、このカードは一時ストップ!
100万円修行?がもったいな~い。(笑)
SBI経済圏か、楽天経済圏に統一とおっしゃっていますが、こういう場合もあるし、幸い、楽天も残しておいて良かったです。
日本赤十字社は、パソコンからも寄付ができるのですが、SBIのカードを使い過ぎて(というか、勇気がなくて一気に限度額を引き上げられずにチョビチョビやっていたので)、使えないので、楽天カードを一時的にAmazonに登録してAmazonPayでお支払いしました。
Amazonカードも解約しちゃったばかりで…。(;^_^A
まあ、月が替わったら、解除しておこうと思っています。
余談ですが、私は低所得者で、全部の所得を足しても最低税率の5%なんですが、税率の境目の方は、少し、こういう税額表も意識されると良いと思います。
(上図は国税庁のサイトより)
私は、全部の所得の中に「配当所得」も含まれるのですが、いや、もう、本当に可愛いもので、税金数百円が戻って来る状態です。(笑)
ど~んと増えて欲しいというよりは、自分の身の丈にあって、ちょっぴり増えて行くのが、何となく楽しいので、これで満足です。
何より、この初めての申告をしてみるっていうのが、凄く楽しみだったりして…。(笑)
初めての申告っていうのは、「配当所得」と「配当控除」と「外国税額控除」のことです。
新しいことを体験するのって、楽しいですよね。(#^.^#)
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