こんばんは。
今日から、「試算表」に入ります。
試算表は、次の3種類があります。
- 総勘定元帳の借方合計及び貸方合計を集めた「合計試算表」
- 借方または貸方の残高を集めた「残高試算表」
- 合計と残高の両方を集めた「合計残高試算表」
本来は、仕訳をして、総勘定元帳に転記をした後、その転記や計算が正しく行われたかどうかを試す表だったのですが、会計ソフトの導入により、徐々に形骸化している感じがします。
会計ソフトのほうの説明もご覧くださっている方は、ご存じかと思いますが、仕訳をすると、総勘定元帳にも自動的に転記され、試算表(会計ソフトでは、貸借対照表や損益計算書)も自動的に作成されます。
最初の仕訳を間違えない限り、ソフトが最後まで正しく処理してくれるということです。
言い直せば、最初の仕訳が間違っていると最後まで間違っていますので、仕訳が重要です。
【問15-1】
試算表を作成する練習のための、ごくごく基本的な仕訳と転記になりますね。
仕訳の解説は不要かと思いますが、仕入と売上はすべて掛けということですね。
総勘定元帳への転記は、金額だけで良いと書かれているので、金額だけ記入します。
元帳が2ページに渡っているので、目がチラチラするかも知れませんが、
勘定科目は、資産・負債・純資産・収益・費用の順に並んでいる
ということを知っておかれると、探す時間が短縮できるかと思います。
問題集だけで学習されている方のために、以下は、私の作ったテキストの一部です。
現在は、販売していないテキストなので宣伝ではありません。(笑)
合計残高試算表で説明を書いていますが、本問は残高試算表の作成のため、残高欄だけ記入すればOKです。
本問の「当座預金」の例で説明します。
借方合計は346,000と14,000で360,000です。
貸方合計は133,000と4,000で137,000です。
その結果、「残高試算表」の「当座預金」の「借方」欄に360,000-137,000=223,000と記入することになります。
その他の勘定科目も同様に、多いほうの欄に残高を記入します。
「資産と費用は増えたら借方」という呪文を覚えていただいたかと思いますが、
資産の科目(現金・当座預金・受取手形・売掛金)は借方残高になります。
次の支払手形からは負債・純資産・収益と続くので貸方残高になります。
最後に、仕入は費用なので借方残高になります。
各勘定科目の残高を記入したら、最後に縦トータルを出します。
借方残高の合計と貸方残高の合計が一致すれば、転記や計算が正しかったと見なせます。
もちろん、手で作成する試算表も最初の仕訳を間違えたら、最後まで間違ってしまいますね。
「簿記は仕訳に始まり、仕訳に終わる」といわれるゆえんです。
それくらい、仕訳は重要だということですね。(#^.^#)
やよいの青色申告(家事費の按分)
決算修正仕訳の最後は、「家事費の按分」をやってみたいと思います。
先にやっていただいた自動車の減価償却費は、事業専用割合を入力しておけば、自動的に経費(減価償却費)と事業主貸に按分してくれたのをご記憶でしょうか?
画像のような感じでした。
これは、自動車を事業用(個人事業者の方は通勤用に使う場合も事業用でOK)80%、家事用(お買い物やご旅行など私的な用事で利用)20%とみなして、事業専用割合を80%と入れておいたために、ちゃあんと、会計ソフトが計算をして、仕訳までしてくれたのです。
これと同じような作業を行うことになります。
例えば、自動車の事業使用割合が80%なら、自動車保険料(保険料)や自動車税(租税公課)も80%にするなどです。
他にも、スマホや固定電話など(通信費)、どうでしょうか?
店舗や事業所が自己所有なら固定資産税(租税公課)もありますね?
意外と、経費にできるのに、計上されていないものが、自宅へ持ち帰って作業をされる方は、自宅での電気代や水道代(水道光熱費)とかも、按分して経費に計上できます。
そこで、エクセルで次のような按分計算書を作ってみましたが、如何でしょうか?
よろしかったら、DLしてご利用ください。
入力していただく部分は、ブルーの網掛けをしたセルとセルA2だけです。
電気代は、例として入れてありますが、ご自分の金額を入れてくださって大丈夫です。
セルA2は、文字色を白色にしてありますが、年度を入力していただくと、自動的にセルF2に年度末の日付が反映されるように設定してあります。
例として、セルA2に「2024」と入力していただくと、作成日が変わったかと思います。
そうすると、これをテンプレートとして保存すれば、毎年使っていただけることになります。
中には、エクセルはあまり使ったことがないという方もご覧くださっているかも知れないので、セルA2の年度と金額と事業割合さえ入力していただけば良いようにしました。
事業割合は、私の場合、固定資産税とかだと面積比で大まかな数字を出しています。
下に、仕訳の仕方をメモしてありますが、ちょっとややこしいと思いますので、説明や伝票の作成は明日に回しますね。
ご自分の事業所に合わせて、伝票辞書に登録しておくのが一番簡単です。(^^)v
LYPプレミアムってご存じですか?
本年10月にYahoo!とLINEが合併したお話はご存じだと思いますが、LYPプレミアムってご存じでしょうか?
合併によって、従来のYahoo!プレミアム会員にLINEスタンププレミアムがくっついて、会費はYahoo!プレミアム会費のままでした。
ちなみに、LYP!プレミアムの特典って何?って思って、AIに尋ねたら次のようでした。
- 雑誌やマンガの読み放題
- Yahoo!ショッピングやロハコでいつでもポイント5倍
- Yahoo!トラベルでもポイント5倍
- 飲食店などのクーポン
- スマホのデータが容量制限なしで保存できる
- LINEスタンプが使い放題
- LINEアルバムに動画やオリジナル画質の写真を保存・共有できる
- LINEで限定フォントを使える
- LINEアプリの着信音・呼出音を好きな音楽に設定できる
- 会員限定のPayPayクーポン
- 国内バスケの試合が見放題
- パ・リーグの試合も観られる
- メールボックスが無制限に増量される
- ネットでのお買い物ポイントが+2%相当戻ってくる
- お買い物安心補償
- 5の付く日はさらにポイントアップ
- 複数の配送方法を選択肢に設定できる
- 利用状況に応じて、メールボックスが無制限に増量される
何だか、滅茶苦茶たくさん列挙されているのですが、どうなんでしょうか?
私は、ヤフオクを利用するので、Yahoo!プレミアム会員になっているのですが、LINEスタンププレミアムも入っていたので、両方で508円のままは、嬉しいかも!
ちなみに、現在、LINEのテキストを改訂中ですが、最大3ヶ月無料お試しができるようです。
PayPayは、マイナンバーカードで本人確認ができないし、免許証とかでは、写真撮影が面倒だし、Yahoo!カードからPayPayカードに切り替わるときに多大な迷惑を被った(家人もそうだったので、多分、そういう方が多いと思うけど、切り替えの手続きはしておいたにも関わらず、預金残高があるのに、いきなり、カード引落不能だったと連絡が来て信用に関わる)など、あまり個人的には好印象がないので、大きな声ではおススメしていません。(;^_^A
こんなサービスができたというご紹介なので、皆さんのご判断で、お願いします。
3ヶ月無料はスタートから3ヶ月ではないので、注意が必要です。
配当金と株とNISAのお話
妹からLINEが入った(というか、最初は私から送った)ので、どんな感じか掴んでもらうために、主に、妹に株と配当金とNISAについて、理解してもらうために、一例を挙げます。
今日、配当金が入った(正確には通知が届いた)のは、5,578円でした。
NISA枠なら7,000円なのに、NISA枠外なので税金が約20%引かれています。( ;∀;)
この株は、今年の4月中旬に100株購入したものです。
正直に書いちゃいますが、100株で405,300円でした。(かなり高い株)
あんまり頻繁に覗かないので、この程度しか記録してなくて申し訳ないんですが…。
6/30:445,000円
9/22:470,800円
11/30:462,500円
12/ 5:459,400円(←今、見た)
という感じで、上がったり下がったりするものなんです。
んでもって、1種類の株が上がった、下がったと気になるようだと、多分、性格的に投資には合わないので、やめておいたほうが良いかもなぁって感じます。
上のように、上がっても下がっても、今現在は含み益が+54,100円になっている訳です。
7,000円(預金利息も20.315%税金は引かれるので税引前で計算)の配当金ということは、
7,000×12/8(8ヶ月弱保有)=10,500円(1年間分の利息換算)
10,500円の利息を年利0.002%の定期で得ようと思うと、5億2千5百万円も元金が必要な訳です。
この企業は、いわゆる、「高配当株」といわれるものに該当するので、こんなに高額な配当がいただけたのですが、普通は、こんなに甘くありません。
たまたま、今日「株主配当金のお知らせ」が届いたので、妹に、こういう楽しみもあるよ~と伝えただけなんですけどね。(;^_^A
読んでくれるかな?
ヤッパリ、毎日株価を気にする人とかって合わない気がするよ~!
多分、そういう人は、株価の上下に一喜一憂して、神経が持たないと思う。
んで、値上がりしたら売却するとか、そういうことは、一切考えない。
デイトレーダーじゃないんだから…。(笑)
ひたすら、ずうっと持ち続けて、少しずつ買い増しして行く。
何らかの事情で、どうしても換金が必要になったら、その時に初めて手放す。
私が高島屋の株を売ったのは、100株だとお買い物の上限が30万円で、500株だと無制限ということだったので500株にしていただけで、普通は500株とか買わない。
Piere Cardinが無くなったので、年間30万円以上もお買い物をしないと思ったから、手放しただけ…。
その資金で、他のものを買いたかったので…。
資金に余裕があれば、別に、ずうっと持ち続けても全然構わない。
ちなみに、今、計算してみたら、一番下がっているのは、購入時より5.5%下がってる。
なので、上がるものもあれば下がるものもある、上がるときもあれば下がるときもある。
最大75%とか下がるときもあるらしくて、それに耐えられる神経がないとね。(笑)
でも、YouTuberの皆さんや、先輩投資家さんのお話を信じて、長い目で見れば、平均5%程度になるらしいと思って、やっていられる(っていうか、楽しんでいられる)訳です。
0.002%と5%を比較すると、250,000倍ね。
多分、私の性格はおじいちゃん似やね。
Tシステムの社長のK君とかにも「男にしたかった~」って言われたしね。(笑)
それは、会社経営面でのお話だったんだけどね。
コメントをお書きください