皆様、こんにちは。(^.^)
若者のPC離れという言葉が言われるようになって久しくなってきました。
先日も、私のお友達がFacebookにご自分のブログをリンクされていて、その中に、この話題が取り上げられていました。
「若者のPC離れ」を問題視する論述とそうでない論述があり、両方の考えを読むことも重要だろうと思い、昨夜、別の論述を読んでみました。
日経BPネットに書かれていた「若者のPC離れ」批判は的外れ、そこに生産性向上のヒントあり」という内容にリンクを張らせていただきます。
というのは、私もこの方のご意見とほぼ同じことを考えていたからです。
また、自分の体験を交えますが、
我が家の長男は某国立大学の大学院を出て、某大手電機メーカーに就職しました。
既に20年近く前のお話ですが、会社の入社式はサイバー入社式と言って、新入社員が本社または各事業所に集めて行われるものではなく、Webで社長の訓話を聞き、それをレポートにまとめて提出するというものです。
そういう企業ですから、パソコンに関しては、当たり前のように「入社するまでに、ワード・エクセル・パワーポイントは使えるようにしておいてください。」の一言で終わりです。
じゃあ、入社までにパソコン教室に走ったか?というか、私に教えを請うたか?
と言いますと、そんなこともなく、当然のように独習して入社に臨んだようです。
要は、パソコン教室に通わなくても、若者は、必要であれば、自分で学習できるのです。
そうでなければ、逆に、今後、そういう企業には要求されないだろうと思われます。
なので、若者のPC離れを心配しなくても、必要に迫られれば、すぐにマスターできるから大丈夫だと思うのです。
我が家の子供は、子供の頃にタッチタイピングだけマスターさせておきましたが、それも、その気になれば、2~3日、最長でも1週間もあればマスターできるはずなので、心配には及ばないと思うのです。
そんな言葉(若者のPC離れが問題)で、じゃあ、私たちの教室に需要があるんじゃない?とか甘い期待を抱いて方向性を見失うことのほうが危険だと思うのです。
以下、青文字の部分は、上記リンク先の引用です。
「PCに向かっていれば仕事をした気になる」ことも問題だ。長時間かけてExcelで印刷のずれを直したり、無駄に凝った装飾のPowerPointの資料を見せられたりすると「それは業務に必要なのか」と誰もが疑問に思うはずだ。
生産性を向上させるにあたって、無駄な作業を減らすことができれば効果は大きい。業務をスマホに最適化し、本当に必要な作業を洗い出した上で、大きな画面や高性能PCが必要なときにはPCやクラウドの力を借りればよい。
全く、同感で、私もスマホがどうとかPCがどうとかって決めつけないで、それぞれの良さを引き出し合うような利用の仕方をするのが一番だと思っています。
いつまでも、古い考えにとらわれていてはいけないのじゃないかなぁ?と…。
私の場合は、スマホを活用することによって、出先でも入金チェックが行え、それによって、ショップの受注作業や在庫数の確認業務も行え、また、自分が管理しているサイトのブログを書きこんだり、掲示板に書き込まれた投稿に対してご返事をしたり、当然ですが、メールの返信もできる。気になる電子書籍にも目を通せるし、業務で必要な消耗品も注文できる。
と、移動中の電車の時間なども非常に有効活用でき、しかも、それらの業務はあっという間に終わり、スマホなしの時代(事務所に戻ってパソコンを起動して、それから、作業に取り掛かっていた時代)から比べたら、驚くべき生産性の向上です。
これらによって余った時間は、より快適な業務空間に活用できます。
今、考えているのは正社員の勤務時間を1時間減らして7時間労働にしようかということです。
ちなみに、シニアの方に視点を向ければ、生産性云々とか考える必要もなく、ワードでもエクセルでも、こだわりたいだけこだわられれば良いんですよね。(^.^)
それが、また、楽しさに通じると思います。
更には、リンク先は、ワークスタイル変革にも期待大とお話が展開していきますが、正に、ここも私の考えていたことと同じだぁ~って強く思いました。
また、前述の長男の例を少し出してみますが、
長男は、その後、子ども(私から見れば孫)の難病に伴い、名古屋に転地する必要性が出て、ヘッドハンティングで別企業に移りました。
(余談ですが、お陰様で、現在、その孫は元気です。)
最初に就職した某大手電機メーカーは、重電部門が強いわけではなく、昔、三種の神器と言われたような白物家電がメインだったので、部門単位の合併なども繰り返し、現在は「あの天下の〇が~?」というような大手企業でも衰退しているようですので、転職の選択は正しかったと思っています。
というお話はどうでも良いのですが、話の流れのために…。
その転職先ですが、管理職の扱いで採用され、週に1日だけ新幹線通勤、他の日は自宅でネットを活用して部下に指示を出すという勤務形態でした。
正に、ワークスタイルの変革のハシリのような…。(;^_^A
それが、既に10年程前のことだと思いますので、この先、多くの企業がそういったワークスタイルを取り入れて行くことだろうと思います。
もちろん、そういったワークスタイルを好む人とそうでない人があると思いますし、それらの選択権は本人にあると思います。
長男も、そういう勤務形態にやり甲斐が見いだせなかったようで、大学で研究した分野が活かせる別企業に再転職しました。
今の企業で、恐らく終身勤務するだろうと思われます。
その場合(ワークスタイルが変革した場合)、大半の人が、ワードやエクセルが使える必要があるのか?パソコンのキーボードを叩ける必要があるのか?
それを考えると、とても、疑問です。
友人は、「事務所で音声入力はできない」と書かれていましたが、在宅なら、音声入力の声が他に漏れて迷惑だという問題もなくなるでしょう。
念のため、友人とは仲良しですし、信頼し合っているつもりですので、反対意見を唱えたいとかそういうのではありません。
Yahoo!の掲示板時代じゃないですが、ああだこうだとネットを通じて、お互いの意見交換をするのが好きなだけです。(;^_^A
昨日のお話にも繋がるのですが、世の中は、こんな風にどんどん動いているのですから、私たちの教室はビジネスユースに固執せず、シニアの方の憩いの場であり続けることに大きく舵を切ったほうが間違いなく、長く生き残れるだろうと思うのです。
1~2年先を見て動くのではなく、5年、10年のスパンで先を見て動く必要があるのでは?と。
話がアチコチしますが、
先日も、メルカリの「アッテ」というスマホアプリを利用して、週に1日2時間だけお手伝いをお願いするアルバイトさん(事務員さん)を募集したところ、その日の内にご応募があり、その後もご応募がありました。
ダメ元で投稿してみたものが、週に1回2時間だけなどという我が侭な希望にも関わらず、お陰様で非常に良い方に来ていただけ、従来、事務員さんに毎日3時間でやっていただいていた作業が、自分自身が毎日1時間、その方が週に2時間勤務していただくだけで終了するようになり、間違いなく、業務の効率化にも繋がっています。
「アッテ」は掲載料も無料ですが、今や、求人すら従来のタウン誌やチラシで募集する時代ではなくなりつつあるのだと思います。
在宅ワークなどは、かなり昔から、当たり前のようにネット求人ですしね。
柔らか頭で、そういう時代の波に乗って行くことも、この業界にいる人間にとって、重要ではないかなぁ?と感じている今日この頃です。
また、生意気に感じられたら、申し訳ありません。
会員教室様とご一緒に、この業界で長く楽しんで行けたらなぁという思いで書かせていただいています。
過去ログは、 「サイトマップ」よりご覧いただけます。
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