こんにちは、野田です。
本日は、マイクロソフトIMEの新しい変換機能「クラウド候補」についてお話したいと思います。
まず、下図は「とうきょうはよ」と入力した直後の場面です。
赤枠内に「クラウド候補を使ってみる」と表示されています。
これはIMEの新機能で、今年の夏ごろに追加されました。
「クラウド」という単語と、「雲のマーク」からわかるように、変換候補をネットから呼び出してきます。
具体的には、同じマイクロソフト社のBing検索から候補を呼び出します。
この機能のメリットは、ネットから変換候補を拾ってくるので、トレンドなキーワードや、または専門用語なども入力できるようになります。
ちなみに、先の画像にあった入力文字「とうきょうはよ」のクラウド候補はというと…
「東京は夜の七時」でした。
これは、この前のパラリンピック閉会式に関連した曲の名前です。
次回開催地である東京のPRビデオで、この曲が流れて、曲名がトレンド入りしていました。
クラウド候補をオフにしたい場合
クラウド候補は表示しなくてもよい、という人は、次の手順で設定を無効にできます。
- 画面右下の[あ](または[A])を右クリック
- [プロパティ]をクリック
- [詳細設定]をクリック
- [予測入力]タブをクリック
- [クラウド候補を使用する]の項目をオフにする(下図参照)
- [OK]をクリックして完了
これで、クラウド候補が無効になります。
クラウド候補を自動的に表示したい場合
今度は、より有効にするほうの設定です。
クラウド候補は、既定の設定では、変換メニューに「クラウド候補に使ってみる」と表示されます。
そして、そこを選択するとクラウド候補の変換候補が表示されます。
ですが、いちいち、その箇所を選択しないと、どんな候補が表示されるのかわからないのでは、手間がかかります。
そこで、最初から変換メニューに、クラウド候補の変換候補を表示させるという設定もあります。
設定方法は、先ほどと同じ画面で、下図の[自動的に表示する]を有効にします。
するとクラウド候補の変換候補が、最初から表示されるようになります。
有効にしてしばらく使っていますが、特に悪い方の違和感はないですね。
便利になったと思います(^^)
本日は以上となります。ありがとうございました。
また来週にお会いいたしましょう。