教室に通うのが楽しくなるテキストです。

MFクラウド会計(確定申告)とエクセルの入力規則

皆様、こんばんは。(^.^)

ただいま、MFクラウドの改訂中ですが、なかなか、終わりません。

後、明日1日で何とかならないか…。(;^_^A

 

ところで、MFクラウド会計(確定申告)は、現金取引は、エクセルの現金出納帳に入力して、一気に取り込む(インポート)する方法になっています。

 

 

サンプルデータを入力していて気になったのですが(実は、MFクラウドでも気になっているのですが)、できることなら、データ入力時に日本語入力システムのオン/オフは自動で切り替えて欲しいですよね?

 

この画像で言うなら、「日付」「科目コード」「入金」「出金」の欄は、日本語入力がオフになって欲しいですよね。

そして、「摘要」欄では、日本語入力がオンになって欲しいです。

 

もちろん、半角/全角キーで切り替えても良いのですが、いちいち切り替えるのは面倒だし、日本語入力をオンのままにして、オフで良い欄では、[Enter]キーを2回ずつ押すのも面倒ですよね?

 

そこで、ちょっと工夫をすると便利な機能が「入力規則」です。

実は、これ、エクセル上級のテキストにも盛り込もうと思っている機能ですが、こんな風に利用します。

 

例として、「月」を入力するセルに次のような設定をしてみましょう。

1.「月」を入力するセル(例:B列)を選択します。

2.「データ」→「データの入力規則」をクリックします。

3.「設定」のタブで、入力値の種類を「整数」、データは「次の値の間」、最小値は「1」、最大値は「12」に設定します。

4.「日本語入力」のタブで、日本語入力を「オフ(英語モード)」を選択します。

5.「OK」をクリックします。

 

こうしておくと、B列にカーソルが移動すると、必ず自動的に日本語入力がオフになり、1~12以外の数値を入力しようとすると、警告メッセージが表示されて入力できなくなります。

「13」と入力すると、「13月」なんてのはないので、エラーになるわけですね。

 

こんな風に、日頃、使われているエクセルファイルに、希望に応じた入力規則を設定しておかれると、非常に便利です。

また、新入社員などエクセルが不慣れな方にデータ入力をしてもらおうと思ったら、月の欄にカーソルが移動したら、「月の数字を入力してください」のようにメッセージを表示させることもでき、万一、整数以外の数や「13」以上の数値が入力されたら、「1~12の数値を入力してください」のようなメッセージを表示させることもできます。

表示させたい文章は自分で自由に設定できます。

これなら、新入社員の方でも無難に入力できそうですね。

慣れて来られたら、入力規則を削除すれば良いですしね。(^_-)-☆

 

よろしかったら、お試しになってみてください。

 

ちなみに、MFクラウドで提供されているデータファイルは、元々入っている数式などを誤って削除してしまわないように保護が掛かっています。

当然、上でご紹介した入力規則も保護が掛かったままでは設定できません。

 

その場合は

「校閲」→「シート保護の解除」をクリックして、保護を解除してから設定しましょう。

また、設定後は、忘れずに

「校閲」→「シートの保護」→パスワードは設定しないままで、「OK」をクリックして、保護をしておかれると良いと思います。

 

行数が多いので、多過ぎる行は削除したいのと、残高欄が表示されるので、残高欄の数式を消すために「シート保護の解除」の仕方や「シートの保護」については、MFクラウドのテキストに書かせていただいております。

ちなみに、残高欄は、IF関数を組み合わせて非表示にしようと思ったのですが、このファイルを作成された方が数式を変更できないように設定されているようです。(;^_^A

 

ただ、入力規則は、ややレベルが高いかと思うので、エクセル上級のテキストに書かせていただく予定です。(^.^)

 

 

過去ログは、画面を一番下までスクロールしていただいて 「サイトマップ」をクリックしていただくと、ご覧いただけます。

 

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