教室に通うのが楽しくなるテキストです。

お教室様からのご質問の回答を共有します

皆様、こんにちは。(^.^)

 

今日は、金曜日で鈴木のブログ当番ですが、本来のブログとは関係なく、最近、会員になっていただいたお教室様からのご質問のご返事を共有させていただきます。

 

まず、初回の私からのメールです。

 

 

----------------------------メールココから------------------------------

テキストと課題のご注文につきまして、

気になることがございましたので、初回ということもあり

老婆心ながら、弊社なりのご提案をさせていただきます。

 

〇〇様の教材が上級まで進んでおられるからと言って

弊社の課題がお出来になる方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。

講師の方でも、初めて知ったとおっしゃる内容もいくつかございます。

 

そのため、いきなり生徒様に課題だけをやっていただくと

自信が喪失して、長期継続に繋がらないと思います。

 

弊社の平均継続期間は「ハッピーテキスト」のサイトにも

書かせていただいておりますとおり、6年以上です。

休学制度は設けておりませんので、

1ヶ月でもお休みされたら、0にカウントし直しております。

夏休み等でもお休みされる方は、お一人もありません。

 

弊社の生徒様がなぜ長く続けていただけるかというと、

弊社のテキストに完全準拠した課題をやっていただいているため、

テキストと課題を連動してご利用いただくことによって、

テキストの内容が理解できたことをご自身で確認していただけ、

自信に繋がって、教室へ通われることが楽しくなられるからだと感じております。

 

現在、10年以上継続の生徒様が22%おられます。

5年以上継続の生徒様をカウントさせていただくと、66%いらっしゃいます。

継続率が高いため、満席状態が多く、募集に費用を掛ける必要も少なくなります。

ただ、新規入会がないわけではなく、

本日もHPをご覧いただき、ご入会をいただけました。

 

気になりましたのが、1種類の課題のご注文が多かったことです。

もし、生徒様に販売を予定されているのであれば、それは、されないほうが良いです。

課題は原則として、教室置きとして23部購入されるお教室が多く、

弊社もそのようにしております。

 

講師の目の前で課題をやっていただき、

ご理解が不確かな部分はテキストに戻ってやっていただくということを

繰り返すことによって、ご自身でお出来になる生徒様が育つからです。

最初のメールのリンク先に写真と説明文を掲載させていただいております。

 

ブログにて補足

「最初のメールのリンク先」は誤りです。(;^_^A

正しくは、「最初のご注文品に同梱させていただく文書内のリンク先」です。

 

もし、よろしければ初回ご注文ということで、変更も承りますので、

課題を減らされて、まずは、先生ご自身がテキストと課題を

ひととおりご自身で通されたほうが、絶対に高い継続率につながると思います。  

 

余計なお世話かと存じますが、よろしければご検討ください。  

 

弊社はFCではありませんが、

ご利用くださるお教室様が揃って繁盛していかれることを願って

毎日、テキストづくりをさせていただいております。  

 

余計なお世話を申し上げたようでしたら、どうぞ、ご容赦ください。

------------------------------メールココまで--------------------------------

 

更に、ご返事に関する補足です。

なぜ、テキストと課題を連動してご利用いただきたいか?

更には、なぜ、他社テキストで上級まで進まれた方でも、

できれば、一部分だけで良いので初級から進めていただきたいか?

それを、以下に画像を併用しながら説明させていただきます。

 

 

例えば、これはワード2013&2016初級テキストのP.224です。

購入されているお教室様のご迷惑にならないよう、敢えて、画像を小さくしています。

 

弊社テキストは、このように各章が終わると、その章で学習した内容(もちろん、それまでに学習した内容も含まれる)の復習の意味で、

ここまで理解できたか課題で確認してみましょう!課題は『図形の作成 7-①~②』です。」のように書かせていただいております。

 

そうすると、受講生様は、教室に備え付けの課題の7-①をご自分で取り出して、課題に取り組まれます。

もし、課題の指示だけをご覧になってお分かりでない場合は、該当のテキストのページに戻って確認をしていただきます。

ご自分で取り出していただくのは、仮に、講師が他の生徒様のご質問に対応しているような際に課題を出すだけでお待ちいただくのは申し訳ないからです。

もちろん、講師の手が空いていれば、講師が取り出すのをお手伝いいたします。

 

 

以下、勝手に持論を唱えますが、一応、講師歴約30年、教室開業23年目、担当した生徒様学生様数延べ10,000名超のおばあちゃんのいうことですので、目をつぶってください。(;^_^A

 

課題に取り組まれている際は、課題の指示が分からないからと言って、ご質問の度に、「これですよ」とか「それは、こうしますよ」と講師が口頭でお答えしていては、生徒さんは真の意味で成長されないと思います。

ご自宅に戻って先生が傍にいないと先生に聞けないから何もできないということになってしまいます。

弊社は、そういう生徒さんはお育てしたくないという思いで、必ず、課題は、講師の前でやっていただきます。

 

 

講師は、質問があった時だけ傍によるのではなく、絶えず、教室全体の様子を拝見していて、

ここで少しお声を掛けたほうが良いかな?と思う場合は、お傍へ寄らせていただいて、一言、二言、お話をさせていただくこともあります。

講師には、テキスト以外のワンポイントアドバイスをするために、絶えず自分自身の引出に情報を入れておくようにという指導の仕方をしています。

 

例えば、上の図をご覧になると、「簡単じゃん!完成例を見るだけで、何の指示もなくてもできるじゃん!」と思われるかと思います。

でも、例えば、7-②の4番目の指示の7つ目に「文字の拡大/縮小…90%」という指示があります。

まあ、90%にする方法は、生徒様もお分かりかも知れません。

でも、なぜ、90%にするのか?ということを考えていただく場合に、やはり、系統だったテキストが必要ではないでしょうか?

 

指示があるから90%にする。

それなら、資格試験となんら変わりありません。

資格試験メイン、ビジネスメインのスクールがどんどん下火になって行ったのはなぜか?

パソコン教室をパソコンの操作技法を教えるだけの場所と考えている教室がどんどん廃校に追い込まれているのはなぜか?

これからのパソコン教室に求められていることは何か?

 

疑問を投げかけておいて、次のテーマに移らせていただきます。

次は、なぜ、上級まで進まれた方でも、できれば、一部だけで良いから初級から順を追って学習していただきたいか?という理由です。

 

例えば、この画像は、ワード初級の「第9章 図形の作成」の完成例のページです。

 

テープを切る男の子のイラストは、イラストから探していただくから良いとして、バックの「星24」の図形や、紙吹雪はご自分で描いていただきます。

 

「星」は塗りつぶして、更に色を調整します。

 

紙吹雪は、様々な図形を挿入するとともに、回転などの知識も身に着けます。

 

いわゆる、図形機能の基本中の基本を学びます。

 

紙吹雪は、生徒様でも2種類に分かれると思います。

こんな風に、次々、画像を挿入して色を塗って回転させて、好きな位置に配置することが楽しくてたまらないと感じられる方

こんな面倒なことはしたくないと感じられる方

 

講師は、どちらにも対応できる必要がありますよね?

 

嫌な方に無理強いしても楽しくないので、図形の学習だけなので、2つ3つ描かれるだけでも良いですよ~とアドバイスるするとか…。

楽しんでおられる方は、指示以外の様々な色や形を挿入されると思うので、その独創性をほめて差し上げればどんどん伸びていかれるし…。

 

たま~に、それは、テキストの指示通りの色じゃないでしょう?とか、位置が違うでしょう?

とか指導される先生があるようですが、とんでもないですよね。

それじゃあ、資格試験用の講習と同じになってしまいます。

そんなご指導の仕方をしたら、生徒さんの成長の芽を摘んでしまいますものね。

絶対に、講師より生徒さんのセンスのほうが素敵なんですよ。(^^)v

 

 

で、とりあえず、図形に関することだけで話を進めていきますが…。

仮に、初級で図形の基本中の基本を学んだとします。

 

こちらは、次に進む初級プラスのテキストの一部です。

 

初級プラスのテキストは、初級の復習と共に、中級へ移る予習的な意味合いと両方を兼ね備えています。

 

この一見何の変哲もないように見える画像ですが、この雪だるま、真ん中にいませんよね?

 

これは、勝手に「はみ出す美学」と言っていたりしますが…。(;^_^A

要は、用紙中央にど~んと描くのではなく、こんな風に、はみ出すことによって作品に動きが出て、面白みが表現できるということを学んでいただきたいのです。

もちろん、目鼻や口でも図形の基本操作を学ぶことができます。

空に輝く星は、どこにいくつ配置するかでその方のセンスが表現されるかも知れません。

 

こんな風に、初級から徐々に図形を描くことの楽しさを覚えられた方(もちろん、講師のアドバイスも重要、描き方ではなく、生徒さんのセンスを引き出すためのアドバイス)は、ワード上級まで終わられると、次は、「ワードでお絵かき」などのテキストに進まれて、生涯お絵かきを楽しまれる方も多くなるかと思います。

 

ワードでお絵かきコンテストは、毎年実施していますので、よろしかったら、過去の作品例などをご覧ください。(音量にお気を付けください)

また、「ワードでラインスタンプ作成」なども販売云々ではなく、ワードでもLINEスタンプができるんだ~ってことでお楽しみいただいても良いかと思います。

 

これらは、あくまで図形描画だけを取り上げて書かせていただきましたが、他の単元も、同様に初級から徐々にステップアップするように制作してあります。

 

ということで、まずは、講師がテキストのファンにならないと、本当に良い授業はできないと思いますので、一例をご紹介させていただきました。

 

なお、弊社のテキストは、本当に気に入ってくださっているお教室様だけにご利用いただきたいというスタンスは変えておりませんので、無理にテキストを購入してくださいとか、そういう気持ちは全くございません。

あくまで、更に発展していただけたらと思っての老婆心からのお話をさせていただきました。

 

市販のテキストのように、ビジネス文書っぽいものを作成することがワードの目的だと考えてしまうと、発展がないですもんね。(;^_^A

 

以上、長々と最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

余談ですが、テキスト内に課題まで掲載してある市販のテキストなどは、それを購入したら終わりですよね。

そんなテキストに、パソコン教室の未来があるとは思えません。

 

 

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