こんにちは、本日の記事は野田が担当いたします(^^)
本日は、エクセル2016と2013とで
よく見るとちょっと違う「行の高さ」についてお話しします。
実は、エクセルの2013と2016では
行の高さの初期値が異なっています。
2013の行の高さは、初期値が「13.50」なのですが、
2016では初期値が「18.75」となっています。
実は、このことについては、マイクロソフトは公式に説明していないようで
そのせいもあって、ネット検索しても答えが見つからず
なかなか確信が持てなかったのですが
公式フォーラムの質問を見つけて、それで納得しました。
下記はその質問のページです↓
「Excel 2016 のインストール時のセルの幅および高さが以前のバージョンと違う」
行の高さが変わったというよりも、
既定のフォントが変わったことで
それに付随して、行の高さも変わっていたようです。
ちなみに、上記の「既定のフォントが変わった」という点について説明しますと
エクセルでは標準フォントが、2013の「MSゴシック」から
2016では「游ゴシック」というフォントに変わりました。
このフォントの変更により、行の高さも変わってしまったということです。
試しに検証してみました。
2016を起動し、すべてのセルに対して
フォントを既定の「游ゴシック」から[MSゴシック]に変更してみました。
すると、行の高さが変わりました。
高さの数値も、2013のときと同じ数値(13.50)になりましたので、
やはりフォントに依存するようです。
なお、このことは、ワードでも似たような状況になります。
ワードでも、エクセルのようにフォントが変更されたので
行の高さが2013と2016で異なるケースが発生します。
これらのことから、弊社のテキストや課題で制作する作品も
印刷する際には、印刷設定の数値が2013のときのままだと
1ページに収まらないケースがあります。
今後販売するテキストや課題には、それらの違いに対応できるように
記述を追加しながら現在、急ピッチで改訂しております。
お待たせしましてすみませんが
いましばらくお待ちくださいませ m(_ _)m
本日は以上となります。
それではまた来週にお会いしましょう(^^)