皆さん、こんにちは。（^.^）
先日のFacebookでお教室仲間（＆お友達）がコストコの利益についてリンクを張っておられましたが、記事を非常に興味深く拝読しました。
皆さんは、コストコそのものに興味を持たれているようでしたが、私は投稿されたお教室様同様（たぶん？）に記事内容そのものに興味を抱きました。
この記事ではなかったような気がしますが、こちらも、同じようなことが書かれているのかと思います。
要は、コストコの営業利益は大半が年会費から生まれているということです。
「営業利益」という言葉は、実は簿記の用語ですので、簡単にご説明させていただくと、
「売上高」から「売上原価」を引いた残りを「売上総利益」
「売上総利益」から「販売費及び一般管理費（経費）」を引いた残りを「営業利益」と言います。
仮に、2,000円で商品を売ったとします。→これが、「売上高」
その商品は1,500円で仕入れて来たとします。→これが、「売上原価」
実際には、在庫（棚卸）を加減しないと正しい売上原価は出て来ませんが、1個仕入れて1個だけ売ったと仮定します。
そうすると、2,000ー1,500＝500が「売上総利益」
水道光熱費や通信費、人件費等の経費が400円だったとすると、
500ー400＝100が「営業利益」となる訳です。
2,000円で商品を販売しても、実は利益は100円くらい。
ここから、更に税金が引かれますので、手元に残るのは…。(^_^;)
それに対して、年会費を見てみると、仕入れる訳じゃないから「売上原価」は0です。
経費も殆ど掛かりませんので、ほぼ全額が「営業利益」ですね。(^_^;)
テキスト会員教室様に置き換えてみましょう。
仮に年会費が30,000円だったとします。
払う側から考えれば、年間30,000円は安いものです。
かどうかは、それぞれの感じ方次第で、毎年、30,000円を払い続けて行くだけの価値があると感じるかどうかで良いかと…。
会員数が300教室だったとします。
これだけで、年間900万円、10年間で9,000万円の収入です。
余程、お教室様に対してサービスをさせていただいても、罰が当たらないでしょう？って感じですよね。(^_^;)
弊社は入会金も年会費も月会費も一切頂戴していません。
入会申込金を10,000円お預かりしますが、これは、後日、テキスト代金と相殺しますので、実質のご負担は0円です。
入会申込金を設定しているのは、弊社なりのこだわりがあって、どなたにでも「どうぞ、どうぞ～」という感じで販売させていただきたい訳じゃないからなんですね。
本当に気に入って使ってくださる方だけにしか販売させていただきませんので、場合によっては、入口でお断りする場合もあります。
よく、「もっと商品が売れるようにお手伝いします」っていう営業電話をいただきますが、「うちは、どなたにでも販売したいわけではないので、わざと、閉鎖的なショップにしているんです。なので、売れるようにしていただかなくて結構です」とお断りをしています。(^_^;
お陰様で、大半がご紹介でご利用いただいているので、ありがたいことだと感謝しています。
そういうご紹介くださるお教室様の顔を潰さないためにも、誠意を持って、一生懸命より良いテキストをご提供させていただこうと頑張っています。
ネット関連やスマホ＆タブレット関連のテキストを頻繁に改訂するのも、手間ばかり掛かって利益が増える訳ではありませんが、生徒様に分かりやすいテキストを使っていただきたいという思いからなんですよね。
画面が違うだけで、生徒さんは戸惑われますからね～。
単純な教材会社の良し悪しの見分け方は、ネット関連のテキストの改訂を頻繁にするかしないかじゃないかなぁと感じています。
（手間だけが掛かって利益は1円も増える訳じゃない）
以前、一時期、他社教材を使ってみて、つくづく感じました。
先日、久し振りに数字をチェックしてみたら、本教室（稲沢教室）の平均継続期間が5年を超えていました。→最長の生徒さんは17年目に突入！！
今までは2教室の平均で出していましたが、流石に開校1年未満の新教室を平均に加えるのも変かと…。(^_^;)→でも、教室全体でも4年8ヶ月でした。
なので、余計に「本当に気に入ってくださる方にだけご提供させていただきたい」という気持ちが強くなるんだろうと思います。
次々、楽しんでいただけそうなテキストを考えて開発しようと思い続けられるのも、生徒さんのお蔭だと思います。
人の幸不幸はお金のあるなしじゃないと思うんですよね。
先日のブログにも書かせていただきましたが、人が一生を終えるときに残るものは何か？
得たものではなく、与えたものである。
深いですねぇ。（^.^）
