皆さん、こんばんは。(^.^)
風邪から無事に復帰しましたが、今週も1週間ビッシリ予定が入っていますので、ムリをしないように気を付けたいと思います。
さて、先日、ご紹介しておいた大根の甘酢漬けのレシピですが、生徒さん向けにレシピづくりのヒントを書かせていただきたいと思います。
気に入ったレシピを見つけられた時に、分量が自分が作ろうとする量に合わないというときがありますよね?
そんな時は、電卓を取り出して、計算されたりしておられるかと思いますが、是非、教室で学習したエクセルを活用してみましょう。
しかも、一度作っておけば、何にでも利用できて便利ですよ。(*^^)v
よろしかったら、ご一緒にエクセル中級の復習をしませんか~?
「まだ、エクセル中級学習していないんだけど~」って方は、この機会に是非、学習されてみてくださいね。(^_-)-☆
エクセルは、面白いソフトですよぉ。
作り方手順は、まず、基本になる表を作成します。
次に、エクセル中級で学習した複合参照を使って式を作ります。
どういう式かっていうと、大根3kgの場合の分量を基準に、大根の重さが変わったら、調味料の分量をどのように変更すれば良いかということを1つの式を作って、後はコピーするという手順で行いたいです。
皆さんも手順を考えてみてくださいね。
例えば、大根3kgの時の砂糖は500gとすると、大根が2kgの時の砂糖の重さはどれだけにすれば良い?ってことになりますね。
その場合、数式は、砂糖の重さ500g×大根の重さ2kg/3kgとするはずですね?
セルを使って確認すると、B2×C1÷B1=ということになりますね。
この1つだけの式を他のセルにコピーして仕上げることを考えてみましょう。
(1)セルC2をクリックします。
(2)計算式を入れたいので、「=」と入力します。
(3)砂糖の重さ500が入っているセルB2をクリックします。
(4)F4キーを3回押して、「B」の前に「$」が付くようにします。
複合参照の場合、列を固定すれば良いのか、行を固定すれば良いのか、分からなくなると言う方は、参照しようとする数値が入っているセルが列方向に並んでいるか行方向に並んでいるかに着目すると簡単です。
3、500、100、100はB列に並んでいるので、列を固定すれば良いということになります。
これは、D列やE列にコピーした場合に、基準になる数値がB列に入っていますので、B列が動いてくれては困るということですね。
(5)続いて、「*」を入力します。「×」の意味ですね。
(6)次に、大根の重さ「2」が入っているセルC1をクリックします。
(7)F4キーを2回押して、「1」の前に「$」が付くようにします。
今度は、3、2、1、1.2という数字が1行目に並んでいるので「1」を固定すれば良いことが分かります。
縦方向にコピーした場合に1行目が動いてくれると困るからですね。
(8)続いて、「/」を入力します。「÷」の意味ですね。
(9)次に、基準になる大根の重さ「3」が入っているセルB1をクリックします。
(10)F4キーを1回押して、「B」にも「1」にも「$」が付くようにします。
今度は行方向(3、2、1、1.2)にも列方向(3、500、100、100)にも数字が並んでいるので、両方固定する必要があります。
これは、縦方向にコピーした場合1行目が動いてくれては困るし、横方向にコピーした場合B列が動いてくれては困るからですね。
(11)[Enter]を押して、数式をセルに確定します。
(12)セルC2のフィルハンドルをポイントし、そのまま、ダブルクリックで縦方向に数式をコピーします。
(13)そのまま、セルC4のフィルハンドルをポイントして、E列までドラッグします。
これで、数式は完成です。
ちゃんとつじつまが合っているかどうか、最終セルのE4をクリックして確認してみましょう。
酢の基準量100ccに大根の重さ1.2kgを掛けて、基準の大根の重さ3kgで割っているので、大根1.2kg使用した場合の酢の量は40ccで正しいということが確認できますね。
結果は、次のようになったかと思います。
これでは、見栄えが悪いので、また、明日、セルの書式設定を行ってみましょう。